新型コロナウイルスによる自粛が解除され、観光客を招く動きも各地で行われ始めているようです。そんな中、宮城県石巻市の「ある建物」にツイッター上で注目が集まっていました。
きっかけとなったのは、ソラシド(@yunyeungcha)さんが投稿した画像。そこで紹介されているのは三越石巻、ですが……なんだか百貨店っぽくありません。
都市部では百貨店と聞くとターミナル駅近くにある巨大な商業施設をイメージします。が、写真の建物は平屋で大きさはスーパー? のようなサイズ感。ソラシド(@yunyeungcha)さんは「百貨店=クソデカ建築」という概念は違うと指摘しています。
実は、これは百貨店のサテライトショップという形態。都内であれば、世田谷区の東京農業大学正門の向かいにある「三越 馬事公苑店」など、全国に展開しているものです。近所に住む人なら、その存在を知っていますが、そうでないと「え、何それ?」と驚きますよね。
このツイートを見た方からは、「プチ三越、イイと思います」「これは! かわいくていい!」「一般的にはこのサイズだとスーパーですけどね、別に百貨店が平屋でいけないこともないでしょう!」「もしかして世界一小さい三越?」「な……なんか良いなぁ」「しまむらより小さい……」など、ミニサイズの百貨店が心に染みているようです。
また、「三越 桐生店です」「館山三越」「四万十大丸」「ちっさ伊勢丹(新潟県三条市)」「地方の三越が小さいというのを知らない人多過ぎ(笑)」など、地方の百貨店情報が続々と集まってもいます。
さらに、「でも地下30階建なんですよね?」「エレベーターガールは!?」「増資してデパートにしたいです」など奇論も登場するなど、読者のみなさんが楽しんでいるのが伝わってきます。
石巻三越、「百貨店とはクソデカ建築でなければならない」という傲慢な東京人の概念を一瞬で打ち崩してしまう pic.twitter.com/BDoYgQNj3j
— ソラシド (@yunyeungcha) June 29, 2020