7月1日に本格デビューを迎えるABCテレビ新人の東留伽アナウンサーと大野雄一郎アナウンサーが29日、大阪市内の同局で会見を行った。

  • 東留伽アナウンサー(左)と大野雄一郎アナウンサー=ABCテレビ提供

約2カ月にわたる新人研修を経て、ついにお披露目となる両アナは、1日に朝の情報番組『おはよう朝日です』(毎週月~金6:45~)と、ABCラジオの『おはようパーソナリティ道上洋三です』(毎週月~金6:30~)に出演。その後、同日のABCラジオニュースを担当し、アナウンサーとして初めてひとり立ちして声を電波にのせる“初鳴き”に臨む。

新型コロナウイルスの予防対策のため、マスクをつけたままの発声練習や、講師の先輩アナとの間に2メートルの“ソーシャルディスタンス”を保つなど、例年とはまったく異なる研修をこなしてきたそう。大野アナは、自宅でパソコン越しに指導を受けた“リモート研修”を振り返り、「賢く見られたいと、後ろの本棚に並んでいたマンガを、がんばって大学時代の専門書に入れ替えたのに、誰も触れてくれなかったのは悲しかったですね(笑)」とボヤいて笑わせた。

そんな大野アナは、慶応義塾大2年のときに出場した「ミスター慶応コンテスト」でグランプリを獲得したイケメン。ジャニーズのファンでもあり、関西ジャニーズJr.の人気グループ・なにわ男子が出演している同局のニュース番組『キャスト』(毎週月~金15:48~)に「何とか滑り込めないか?と考えているところです(笑)」と共演を熱望していた。

一方の東アナは「“やっと”というのが正直な気持ちです」と、本格デビューを前に感慨深げ。スタジオ収録の見学など、テレビ局ならではの研修もなかなかできず、不安を覚えたこともあったというが、「これからいろんなことを吸収していきたい」と意欲を見せた。

また、大学時代は競技ダンス部に所属し、「サンバが聞こえてくると踊りたくなる」というノリのいい一面も告白。全国大会で優勝した経験もあるというダンスの腕前を「機会があればテレビで披露したいです」と意気込んだ。

さらに、「生歌を聴かせて」という報道陣のリクエストに応え、2人がカラオケの十八番ソングを披露する一幕も。突然のムチャぶりに戸惑いながら、東アナが椎名林檎の「本能」を、大野アナが関ジャニ∞の「大阪ロマネスク」を堂々と熱唱して喝采を浴び、会見を大いに盛り上げていた。