Ankerは、PowerIQ 3.0(Gen2)を初搭載したUSB急速充電器で、モバイルバッテリーとしても使える一体型モデル「Anker PowerCore lll Fusion 5000」の予約販売を6月30日に開始する。Amazon.co.jpと一部家電量販店などで10,000個限定で予約を受け付け、価格は税込3,590円。7月上旬以降に発送する。一般発売は7月14日を予定。Amazonでは初回3,000個限定で20%オフの税込2,872円で購入できるセールを実施する。
Amazon.co.jpで累計50万台以上の販売実績があるという「Anker PowerCore Fusion 5000」のアップグレードモデル。新たに最大18W出力が可能なUSB Type-C(以下USB-C)ポートを採用し、PowerIQ 3.0(Gen2)を初搭載。USB Type-Aも備え、2ポートが利用できる。容量約4,850mAhのバッテリーも搭載し、モバイルバッテリーとしてもUSB急速充電器としても使える。
PowerIQ 3.0は、スマートフォンやノートPC、⾼性能カメラなどで採⽤が進んでいるUSB-C ポートをサポートしたAnker独⾃の最新充電技術で、USB Power Delivery(USB PD)やQualcomm Quick Chargeなどに対応している。PowerIQ 3.0(Gen2)は、昨今のスマートフォンやタブレット端末の⼀部機種における充電仕様が変更されたことを受け、USB PDとの互換性をさらに⾼めるために、5V時の電流を2.4Aから3Aに変更。USB PDの定めるパワールールに準拠した。
USB-Cのみ使用時は最⼤18Wのフルスピード充電が可能で、iPhone 11/Xであれば30分で最⼤50%まで充電可能とする(USB-C & Lightningケーブルは別売)。また、2台のデバイスを同時に充電でき、その場合の合計最⼤出⼒は15W。iPad Pro 12.9インチなども充電できるという。なお、USB-Cは出力専用となる。
電源ボタンを2回押すか約2秒間長押しすると、イヤホンやスマートウォッチなどの入力電流が低い電子機器を充電するための「低電流モード」も利用できる。本体充電時はコンセントを使う。本体サイズは約78×71.5×30mm、重量は約176g。