ボーズは、ビデオ会議向けのワイヤレスヘッドホン「Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC」を2020年に発売する。Microsoft Teamsの認定を取得しており、北米で7月より先行予約を開始予定。価格は未定。カラーはブラックとラックスシルバーの2色。

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    Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC。左がラックスシルバー、中央がブラック。右は付属のUSB Link Bluetoothモジュール

ボーズが2020年に発表した遠隔会議用ソリューション「Bose Work」製品のひとつ。自宅や外出先などでのリモートワークに最適なヘッドホンとしてアピールしており、さらにMicrosoft Teamsの認定を取得。「Teams会議に求められる高品質な体験と信頼できる互換性を提供できる」としている。Teams以外にも、Google Meet、Zoomに対応する。

ヘッドホンは既存のノイズキャンセリング(NC)対応の「Bose Noise Cancelling Headphones 700」と共通で、アダプティブ4マイクシステムを採用しており、Bose Musicアプリを使用して11段階のNCレベルを選べる。最大再生時間は20時間。重さは0.25kg。

Bose USB Link Bluetoothモジュールが付属する点が既存のHeadphones 700との大きな違いで、PCと信頼性の高いワイヤレス接続が可能になるほか、コンピューターとスマートフォンなど、同時接続した2台の端末の音声を簡単に切り替えられるとする。通信距離は最大30m。

Bose USB Link Bluetoothモジュールは単体での販売も予定しており、発売時期など詳細は今後数カ月以内に案内するという。なお、製品名のUCは「ユニファイドコミュニケーション」のことを指している。

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    装着イメージ