タレントの中居正広が、28日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、ジャニーズ事務所を退所した元NEWS・手越祐也との思い出を語った。
手越が今月23日に開いた会見の話題から、中居は「僕、手越くんとしゃべったことがあるんですよ」と思い出し、「あまり会話とかなかった」「たぶんそれまではトータルで1分ぐらいのあいさつ程度しかなかったので」とそのきっかけを振り始めた。
ある日、手越が出演していたサッカー番組を見て、「ちょっと気になっていた」という中居。それは、解説者のコメントに対する手越の反応で、「はい! はい! はい! はい!」と単調な相槌に感じてしまったという。
「基本的に僕らアイドルは、後輩に教えることはそんなにないんですよ」という中居だが、その違和感を本人に伝えるべきと判断し、「初めて手越くんの楽屋に」。手越の当時マネージャーに、「話したことないんだけど、ちょっと話したいことがあって。いいかな?」と確認した上で、手越の楽屋で対面を果たした。
中居の突然の訪問に、手越は「おはようございます! お願いします!」と元気良くあいさつ。中居が「解説者の人の話を聞くにあたって、相槌のレパートリーがいくつかあった方がいいかもしれない」とアドバイスすると手越は「はい! はい!」、さらに「例えば『はい』もちょっと長く『はーい』とか、ボリュームをちょっと下げるとか。レパートリーがいくつかあるとトークに緩急がつく」には「はい! はい!」、そして「俺が言っていることが全部正しいわけじゃないけど、ちょっと頭に入れておいてな」と伝えると、「はい!」と大きな返事があったという。
手越との会話で、「何にも届いてない! 1ミリも届いてない!」と痛感した中居。このエピソードに思わず吹き出した司会の東野幸治は「人の話を聞かない芸能人も必要じゃないですか?」と再認識したようで、中居は「そうなんです!」と同調しつつ、「あれが手越の魅力」とアピールしていた。