新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店の休業要請が全面的に解除されたことで、都内の飲食店にも徐々に活気が戻りつつある。そんな中、焼肉店「黒毛和牛焼肉 薩摩 牛の蔵」が一部店舗で新グランドメニューの提供を開始。試食会が実施されたので、厳選されたメニューに舌鼓を打ってきた。
「黒毛和牛焼肉 薩摩 牛の蔵」は、A5等級黒毛和牛「薩摩牛 4%の奇跡」を個室でゆっくり堪能できる焼肉店。今回、以前にもマイナビニュースでも取材させていただいた大門店に再びお邪魔した。
美味しくてお得に! 南九州の畜産農家を応援
今回の新グランドメニュー導入は、新型コロナウイルス感染拡大による甚大な影響を受けている南九州の畜産農家応援プロジェクト『Cheer For Farmers』の一環として、6月22日より大門店・渋谷店・梅新店の3店舗において、「おいしい、おとく、おなかいっぱい、おもしろい」をコンセプトに実施されているもの。
新グランドメニューでは、「薩摩牛 4%の奇跡」から料理人がその日のおすすめ部位を切出し、1g税別15円の量り売りで、100gから食べたい分だけ提供される。赤身部位、霜降り部位と、自分の好みで絶品の味を楽しめる。また、「カルビ/ロース」各税別880円等、極上の味がリーズナブルに提供されている。
こだわりの極上肉をいざ実食!
今回の試食会では、お店自慢の極上肉を食べることができた。「牛の蔵盛」は、上タン塩、極上カルビ、極上ロース、上カルビ、上ロース、極上ロース焼きしゃぶ(ハーフ)を贅沢に盛り合わせたおすすめメニュー。1名/税別2,000円から人数に応じて提供される。まずは極上ロース焼きしゃぶから実食。牛脂を鉄板に乗せて表面を炙ったら、ポン酢でいただく。う~ん、まさに極上、あっという間に口の中に溶けていった。
続いて上タン塩へ。牛の蔵のお肉は厚切りされているのが良い。柔らかくジューシー、レモンをかけてさらに旨味アップ。上カルビ、上ロースは自家製のタレで、極上カルビ、極上ロースはわさびや塩をつけると肉の旨味が最大限に引き出されて、これまたその名の通り極上だ。色々な野菜をブーケに見立てた「巻き野菜のブーケ」で肉をくるんで食べてみたら、新鮮な野菜のシャキシャキ感に柔らかい肉の歯応えが合わさって絶品。これは是非試してほしい。
「熟成塩麹カルビ/熟成塩麹ロース」(各税別980円)は、塩麹を使い、柔らかく味に深みとまろやかさが加わった新しいテイスト。結構あっさりしているから、脂の乗った肉をたくさん食べた後でもいける。「山葵カルビ」(税別980円)はたっぷりとわさびを纏った肉だが、辛さがなくどちらかというと甘みが感じられて美味しかった。
また、新グランドメニューの中でひと際ユニークなのが、「100%薩摩牛 タルタルステーキ」(税別980円)だ。叩いて細かくした肉に、焼きしゃぶを巻いて、さらに豚肉の網脂を巻いたもの。外と中の食感、味の違いが楽しい。旨味が凝縮されているから、ポン酢であっさりいただいた。どれを食べてもまさに絶品、贅沢この上ないメニューだった。
こうした趣向を凝らしたメニューは、「4%の奇跡」と謳われる肉のクオリティがあればこそ。外出自粛による外食機会の減少、和牛を食べることを目的に来日する外国人旅行者の減少などにより、店舗のみならず、一次産業である畜産農家も大きなダメージを受けており、厳しい状況に置かれている。極上の「薩摩牛 4%の奇跡」を今後も食べることができるよう、この機会に美味しく食べて生産者を応援してみてはいかがだろう。
●information
「黒毛和牛焼肉 薩摩 牛の蔵 大門店」
東京都港区浜松町2-1-20 SVAX大門ビル6F
営業時間:平日ランチ11時30分~14時30分(LO.14時)
ディナー 17時~23時(LO.22時30分)
土日祝 ディナー 17時~23時(LO.22時30分)
休:なし