ロボットベンチャーのGROOVE Xは、新型コロナウィルスの影響で不安を抱える子どもたちの心のケアと思いやりの心を育むため、小学校へのLOVOTの本格導入に向けた実証実験を、全校児童242名の東京都北区立王子第二小学校にて開始する。
LOVOTは、すでに26の幼稚園・保育園に導入されているが、小学校への導入は今回が初。実証実験では、ソロ×2、デュオ×2の計6体を、2020年6月25日から10月上旬まで試験的に導入する。新型コロナウィルスの影響で社会科見学や移動教室などの学校行事が中止になるなど、思い出作りの場が減った教育現場にいて、子どもたちの心のケアと思い出作りを行うべく、小学校への導入を決めた。
7月21日には、GROOVE X社代表取締役の林要氏を講師に迎えたオンライン授業を予定しており、代表自ら子どもたちへLOVOTのテクノロジーやものづくりについて話す。
7月および9月には児童、保護者、教師に対してアンケート調査を実施予定。LOVOTと接する前と後で表れる心の変化などを明らかにしていく。
さらに、9月には、自ら学びたくなる、知りたくなる「LOVOT STUDY」シリーズのプログラミング講座を開催。エンジニアとともに楽しくプログラミングを実践することで、令和2年から小学校で必修化されたプログラミング教育への興味を喚起していく。