俳優の玉木宏が、主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(7月28日スタート、毎週火曜21:00~ ※初回2時間SP)への思いを語った。

  • 玉木宏(左)と高橋一生=カンテレ提供

撮影は4月上旬から約2カ月にわたる休止を経て、6月から再開。初回の放送時間が拡大し、2時間スペシャルとなったことについて、玉木は「当初予定していた第1話と第2話がドッキングし、さらにアレンジを加えた形ですが、竜一(玉木)が過ごしてきた時間を心情と共に見せられるので、ただの足し算ではない魅力が増えたと思います」と、内容に自信をのぞかせた。

また、これまで経験したことがない、撮影途中での約2カ月の休止については、「不思議な時間」と表現したが、久しぶりの撮影については「現場に入ってみれば自然と体は反応するもの」と、大きな影響はない様子。さらに、休止期間中に最終話まで台本が完成したことにも触れ、「全てそろって撮影することはなかなかないので、僕たちで面白い台本に肉付けをしながらゴールに向かえればいいなと思います」と語った。

本番以外でのフェイスガードの着用や一定時間ごとの消毒の徹底など、新しいスタイルでの撮影が続くことについては、「ある程度は窮屈ですが、これが今の普通なのだと思います」と理解を示した上で、「放送が延期になって、『いつ放送されるのだろうか』と楽しみにしていた視聴者の方もいると思うので、最後まで健康に注意しながら責任をもって届けたいです」と、座長として残された撮影に対する意気込みをコメント。

さらに、「自粛期間中もエンタテインメント、テレビドラマはすごく必要なものだと僕自身思いましたし、やはり、僕らも皆さんにそれをお届けすることを止めたくないので、ちゃんと放送できる喜びを感じています」と語りつつ、視聴者に向けて、「本当に窮屈で大変な生活を強いられている方がたくさんいらっしゃると思いますが、純粋にこの『竜の道』の世界観を楽しんでいただきたいと思います」と呼びかけた。

また、再開後に撮影された本編映像も使用したドラマの特別映像も公開。SEKAI NO OWARIの主題歌「umbrella」と共に展開される、竜一と竜二(高橋一生)をはじめとした個性豊かな出演者たちの情念あふれる表情に注目だ。