お笑いトリオ・ハナコの岡部大が、26日に放送されたNHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第65回に初登場。朝ドラ初出演を果たした。
岡部は、主人公・裕一(窪田正孝)のもとに突然、弟子入りを申し込むためにやってきた田ノ上五郎役として出演。吾郎は今後、裕一と音(二階堂ふみ)をはじめ、2人をとりまく登場人物にも大きな影響をもたらす。
岡部は、「出演の話を聞いたときは、まさか自分が“朝ドラ”に出られるなんて、びっくり以外のなにものでもないというか、ドッキリかと思いました。秋田の家族みんな“朝ドラ”が大好きで、子どもの頃から『ふたりっ子』や『あぐり』を見ていたので、今回の出演は人生でいちばんうれしい出来事です! もしかしたらキングオブコント優勝よりもうれしかったかもしれません(笑)。ハナコのメンバーにも報告すると、2人とも大興奮してくれました」と大喜び。
「『エール』がドラマ初演技になるのですが、事務所の先輩で、トリオとしてもあこがれているネプチューンの(原田)泰造さんみたいにお芝居もできる芸人を目指していきたいなと思っています。僕が演じる田ノ上五郎は、真面目でまっすぐすぎるところもあるけど、思いやりがあって、周りからも愛される人物です。すてきな役をいただいたので、全身全霊で挑んでいます。不器用な五郎ですが、見守っていただけるとうれしいです」と意気込んでいる。
岡部の起用理由について、制作統括の土屋勝裕氏は「純朴な地方の青年という五郎役にふさわしいキャストを探していた時に、岡部大さんにお会いして、弟子入りしたいと願う場面を試しに演じて頂いたのですが、顔を真っ赤にしながら涙を浮かべての迫真の演技に演出陣も納得、その場で出演をオファーしました。不器用でもまっすぐに生きる男として、エールに新たな風を吹き込んで頂けると思います」と明かし、「五郎には思わぬ展開が待ち受けていますので、ぜひお楽しみに!」と予告している。
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