メルセデス・ベンツ日本はコンパクトSUV「GLA」をフルモデルチェンジして発売する。エンジンは2.0L直列4気筒のディーゼルターボで、価格は502万円。予約注文の受け付けは今日からで、納車開始は2020年7月ごろを予定している。
クーペライクなデザインのSUV
GLAはメルセデスのコンパクトカー「Aクラス」をベースとするコンパクトSUV。初代の発売は2014年で、今回の新型モデルは2世代目となる。デザインは前後のオーバーハング(タイヤの外側の部分)が短くパワフルな印象でありながら、ルーフラインはクーペのように、後ろに向かうにしたがって絞り込まれるスタイリッシュなデザインとなっている。ボンネットには縦方向に2本の盛り上がり(パワードーム)を配して力強さを演出。ヘッドライトは上下方向に薄くてシャープな仕上がりだ。
新型GLAは従来型に比べ、広くて快適な室内を実現できているという。運転席と助手席の着座位置は従来型比で97mm、Aクラスと比べると140mm高く、全方位の視認性が向上しているとのこと。後席のレッグスペースは標準状態で従来型に比べ116mm広いうえ、140mmの調整が可能なスライド機構を備えている。
エンジンは最高出力150ps、最大トルク320Nmのディーゼルターボ。トランスミッションは8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」を搭載する。