俳優の戸塚純貴、女優の小野花梨が、日本テレビ系ドラマ『親バカ青春白書』(8月スタート、毎週日曜22:30~)に出演することが25日、明らかになった。
福田雄一氏の脚本統括・演出で、ムロツヨシ演じる親バカの父・小比賀太郎(ガタロー)と、永野芽郁演じる娘のさくらが繰り広げる同ドラマ。戸塚と小野が演じるのは、この親子がともに通う大学の同級生だ。
戸塚演じる根来恭介は、漁師の息子で和歌山県出身。登録者数がわずか20人程度という自称YouTuberで、自分のYouTubeチャンネルに全力を注いでいるものの、なかなかヒットには恵まれない。楽して儲けたいという向上心ゼロの男で、とにかく惚れっぽく、さくらなど色んな女の子に告白しまくってはフラれまくるが、この告白が、彼のその後の人生の転機となる。
小野が演じるのは、福岡県出身の衛藤美咲。同じ同級生グループの1人だが、ひたすらバイト三昧の毎日を送っており、なんらかしらの理由がありそう。また、元ヤンとのウワサもチラホラ。アルバイトをしたことがないさくらが、初めてバイトを始めるときに、同じ喫茶店で働く美咲がさくらの指導役になる。なぜか、そのバイト先ではガタローも一緒にバイトを始めることに。ガタロー親子と学校以外でも一緒に過ごすことが多くなる役柄だ。
戸塚は「敬愛する座長ムロツヨシさんと共に気持ちをフレッシュに、新たなるアオハルを謳歌していきます!」といい、「人当たりの良さや、色んなことに皆を巻き込む底抜けた明るさ、そしてその裏にある挫折など、根来のもつ人間っぽさを存分に表現したいですし、大切にしていきたいと思っています。言葉遣いや自称YouTuberであることなど現代の象徴的な役どころだと思うので、新しいことをたくさん勉強しなくてはいけないなと思っています」と意気込みをコメント。
自身のYouTuber体験を聞くと、「自分で撮影して編集した全く統一性のない動画をYouTubeにひたすらあげていました。人知れず、宣伝もする事なく上げ続けた結果、閲覧数は見るに耐えないほどの数字を叩き出し“リアルネゴロ”が誕生しています」と明かした。
一方の小野は「皆さまに愛していただけるような女の子になれるよう日々楽しみながら頑張ります!」と意欲。「美咲の魅力は大人っぽい冷静さと子供っぽい無邪気さ、厳しさと優しさ、適当なところと真面目なところなど、真逆の要素を併せ持っているそのギャップだと思いました。こういう子だと決めつけずに、柔軟にギャップを楽しみながら、美咲を演じることができればと思っております」と話し、「常に面白いことがある現場なので、次のシーンではどんなことが起こるだろう、明日またお会いしたらどんな面白いことに出会えるんだろうと毎日わくわくしています。幸せの日々です」と充実の様子だ。
高明希プロデューサーは「自称福田組の秘密兵器・戸塚さんと、すでに子役時代に福田監督と『33分探偵』でご一緒していた花梨さんという、頼もしい若手がそろいました! 現場でも良いチームワークを発揮しています。舞台が大学なので、すでに発表された中川大志さんや今田美桜さんなど、個性豊かな仲間たちが織りなす群像劇としてもぜひお楽しみください」と呼びかけている。