6月8日に初の都心型店舗として開業した「イケア原宿」。原宿駅から徒歩1分という好立地、気軽にスウェーデンのインテリアを楽しめるスポットとして、注目を集めている。これまで何度も郊外のイケアに通い詰めている筆者、メディア向けの内覧会が開かれたので、早速行ってきた!
イケアのエッセンスを気軽に楽しめるストア
都市部の暮らしに沿った商品ラインナップを特徴としている「イケア原宿」。"5.5畳のお部屋"のインテリア展示や、"家具全部で37,000円以下"のスタイリングなど、家具の組み合わせやソリューションは、都市部の限られた空間で暮らす若年層を想定しており、原宿を訪れる人にぴったりの内容となっている。
1階の「眠るエリア」「整えるエリア」、2階の「くつろぐエリア」など、展示はテーマに沿って展開。例えば「くつろぐエリア」では、ソファ、バスタイムグッズ、グリーン、スピーカーといったように、リラックスできる商品を1カ所に集めており、ライフスタイルをイメージしながらコーディネートできそうだ。
手頃な雑貨がそろう「スウェーデンコンビニ」
フロアは1階と2階、7つのエリアに分かれているが、中でもイケア原宿ならではのエリアと言えるのが、「スウェーデンコンビニ」。大人気の「イースタードフリーザーバッグ」をはじめ、簡単な収納グッズや文具、インテリア小物など、お手頃な雑貨を多数取りそろえている。
また、イケア原宿限定のショッピングバッグをかたどったキーホルダー「クノーリグバッグ イエロー」も購入可能。かわいすぎるので、ぜひチェックしてみてほしい。
筆者もイケアのフリーザーバッグは愛用しているのだが、正直このフリーザーバッグを買うために、郊外店の果てしなく広いフロアを歩き回ったり、長蛇の列となっているレジを通過したりするのが億劫だと感じることはあった……。こんなにサクサク買えるなんて、個人的には、最も感動したポイントだ。
スウェーデンコンビニにはコーヒースタンドも併設されており、UTZ認証のコーヒーやシナモンロールなどのパン、原宿店限定の「プラントベースサンデー」などが購入できる。原宿での買い物ついでにちょっと立ち寄る、といった使い方もできそうだ。
限定フードが楽しめる「スウェーデンカフェ」
そして限定フード「ツンブロード」が味わえると話題なのが「スウェーデンカフェ」。なんだかイカツイ名前だが、スウェーデンの伝統料理「フラットブレッド」に、スイーツや野菜、肉・魚などをのせた、モダンでヘルシーな一品らしい。
価格帯も1つ150円からとリーズナブル。内覧会では残念ながら試食することがかなわなかったが、たっぷりのサーモンが入ったものや、ソーセージ・エビ・マッシュポテトを組み合わせたものなど、16種類から選べるとのこと。写真を見ているだけでもおいしいそう。今度は絶対に食べたい。
スウェーデンカフェの隣には、「料理する」エリアがあり、スウェーデンのお酒や食品と一緒に、調理器具や食器、保存容器なども販売されている。
個人的に興味をそそられたのが、新発売の「プラントラーメン」(植物由来100%のカップラーメン/化学調味料不使用)と、「低アルコールクラフトビール」(スウェーデンのブルワリーオムニポロより輸入した日本ではイケアでしか買えない商品)。
注目の新商品をこまめにチェックできるのも、都心型店舗の魅力かもしれない。
同フロアには、インテリアについての相談ができる「インテリアアドバイス」のエリアもあり、商品についての問い合わせができるほか、有料でコーディネートを提案してもらうことも可能。
都心型店舗ということで限られた空間ではあるが、人気&定番アイテムが一通り網羅できるほか、必要なサービスも十分に受けられる安心感があった。
今まで一度もイケアに足を運んだことがない人が、まず訪れてみる店舗としてもオススメ! ぜひ立ち寄ってみてほしい。