JR北海道旭川支社は7月1日から、「富良野線全線開通120周年記念企画」を実施する。記念フラッグなどの掲出や記念入場券発売などの取組みを実施し、富良野線の来訪者を歓迎するという。
記念企画の一環としてロゴマークを制作し、このロゴマークをデザインした記念フラッグと横断幕を駅に装飾。記念フラッグは富良野線の全駅、横断幕は旭川駅、美瑛駅、上富良野駅、中富良野駅、富良野駅に掲出する。ともに掲出期間は7月1日から10月31日までを予定している。
横断幕を掲出する5駅では、1994年から始まった「富良野・美瑛キャンペーン」にまつわるパンフレットをはじめ、当時の「富良野・美瑛ノロッコ号」の写真やヘッドマークなどを紹介するパネル展も同じ日程で実施する。富良野線の120年の歴史を振り返る動画も制作され、専用アプリ(COCOAR2)をダウンロードし、富良野線全線開通120周年記念ロゴマークを読み取ることで視聴できる。
富良野線の主要5駅(旭川駅、美瑛駅、上富良野駅、中富良野駅、富良野駅)の入場券をセットにした記念入場券の発売も決定。7月18日から旭川駅、美瑛駅、上富良野駅、富良野駅で販売され、なかふらの観光協会でも7月20日から販売開始する。1セット1,000円で、1,000セット限定。富良野線の主要5駅では、7月18日から9月22日まで、沿線のご当地キャラクターとコラボレーションした記念スタンプの押印もできる。
観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」は運転期間中(7月18日から9月22日までの土休日)、オリジナルヘッドマークを装着して運転。乗車した人には後藤純男美術館とタイアップした記念乗車証明書をプレゼントする。