お笑いコンビ・アンジャッシュの冠バラエティ番組『白黒アンジャッシュ』(チバテレ 毎週火曜23:00~、土曜24:30~再放送)では、児嶋一哉が1人MCとなって初めて放送する6月30日と7月7日の2週にわたって、ゲストに事務所の後輩・ドランクドラゴンを迎える。

  • アンジャッシュの児嶋一哉=チバテレ提供

渡部建が活動を自粛したことを受け、現在放送を休止しているが、児嶋のみMCで継続が決まった同番組。今月18日にチバテレ本社スタジオで行われた収録には、児嶋とドランクドラゴンの塚地武雅・鈴木拓が参加した。

3週間ぶりの放送となる30日の前編は、「どうも児嶋です」のあいさつでスタート 。冒頭で「あいつがやらかしまして…」と、相方・渡部について語る。その後、番組の助っ人としてドランクドラゴンの2人が登場。騒動後、3人が顔を合わせたのは初めてだが、苦楽を共にしてきた3人が今回の騒動について、過去を振り返りながらトークする。

7月7日の後編は、「どうする!?白黒アンジャッシュ」と題し、今後の番組の方向性について児嶋がドランクドラゴンに相談。様々な解決案が提案されるが、どうしても相方を連想してしまう内容に児嶋も困り果ててしまう。最後には、今後番組を1人で回していかなくてはならない児嶋のMC力を検証。導き出したいワードを児嶋は自身のトーク術で引き出すことができるのか…。

  • ドランクドラゴン=同

収録を終えた3人のコメントは、以下のとおり。

――今日の収録いかがでしたか?

児嶋:新鮮でした。そもそも番組のMCを1人でほぼやったことがないので。ドランクの2人に来てもらってよかった。いつもは渡部が聞き出してぼくはいじられてみたいな感じなので、今日のような立ち位置は新しかったです。これから初対面の人とか来た時はどうなるのかなと、不安と期待が不安と期待が入り混じっています。

塚地:率直な感想を言うと「いないな~」(笑)。そこまでお世話になったというわけでもないんですけど(笑)、事務所の身近な先輩なので困ったことがあるなら力になれればということで来させてもらいました。これで我々のすごさが伝わればいいなと思っています(笑)。なんだか懐かしい空気でした。セット裏で児嶋さんの一人しゃべりを聞いてからステージに出てくる感じは、昔のライブのオープニングを思い出しました。1からのスタート感があって、応援したい番組です。いつでも呼んでいただけたら。

鈴木:こうやって番組が続くことは本当に愛だなと。番組に対して一番不思議だったのは、『白黒アンジャッシュ』なのにセットが白黒じゃないこと。なんでなんですかね(笑)? 児嶋さんが1人でしゃべっているのを聞いていたら昔のライブを思い出してぐっと来ました。アワアワしながらも、誠意をもって喋っているのが良い雰囲気だし、これを番組でやらしてくれるのが良いこと。なにかあればいつでも助けに行けたらなと思います。

――今後の番組の方向性は?

児嶋:人力舎の他の芸人が来てくれたとしたら、渡部のことには触れると思う。当分そんなトーク内容になるんじゃないかなと。スタッフさんに児嶋1人でもできそうな面白い企画考えてもらって(笑)、ゲストに思いっきり頼って(笑)、なんとか頑張っていきたいと思います。