長野電鉄は23日、創立100周年を迎えた5月30日に運転開始し、その後は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、運転を見合わせていた通勤車両3000系について、6月22日から毎日運転を開始したと発表した。
長野電鉄の普通列車は2020年6月現在、信州中野~湯田中間のすべての普通列車と長野~信州中野間の一部普通列車(使用車両は3000系と3500系。長野~信州中野間にて8500系を使用する場合がある)と、これを除くすべての普通列車(使用車両は3000系と8500系)の2グループに分かれて運用されている。
新たに導入された通勤車両3000系は両グループとも運用されるが、日によってはどちらか一方のグループで運用される場合もある。なお、3000系に導入にともない3500系・3600系の置換えが予定されているが、3600系は現在、休止中のため運用から外れており、運用再開の際には改めて告知するとのこと。
あわせて長野電鉄は、3000系を撮影する鉄道ファンに対し、撮影は必ず安全な場所で行い、一般客に配慮した上で、周囲の方との一定の距離を保ち、密な状況を避けるように協力を呼びかけている。