マツダはこのほど、9年ぶりに全面改良したピックアップトラック「MAZDA BT-50」を世界初公開した。新型「BT-50」は、いすゞ自動車からのOEM供給を受け、マツダの自社ブランド車として、2020年後半よりオーストラリアから販売を開始する予定となる。

  • 新型「MAZDA BT-50」(DOUBLE CAB、オーストラリア仕様)

「BT-50」は2006年のデビュー以来、オセアニア、ASEAN、中南米、中近東、アフリカなどを中心に販売。スポーティで力強いデザインや、シーンを問わず使用できる高い走行性能、機能性などが、アクティブにピックアップトラックを使うユーザーから支持されてきた。

  • 全長×全幅×全高:5,280mm×1,870mm×1,790mm ホイールベース:3,125mm 最小回転半径:6.1m 乗車定員:5名 最大積載量:1,065kg

2度目となる今回の全面改良では、ユーザーに歓びと楽しさを届けるクルマを目指し、いすゞ製ピックアップトラックをベースにデザイン、使いやすさ、安心感を追求したという。

  • 3.0Lディーゼルエンジン排気量:2,999cc 最高出力:140kW〈190PS〉/3,600rpm 最大トルク:450N·m/1,600-2,600rpm

デザインにおいては、マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」でピックアップトラックならではの力強さ、タフな機能性、道具感を表現。また、移動やともに過ごす時間がより楽しいものになるよう、ピックアップトラックの幅広い用途やさまざまな使用シーンにおいて、ユーザーのアクティブなニーズにしっかりと応える走行性能、機能性、安全性を実現している。