新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」が、6月21日(日)までに約270万件のダウンロードがあったことがわかった。

これは6月19日の提供開始から21日24時までのダウンロード件数で、iOSとAndroid両方の合計。提供する厚生労働省は同アプリを新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐクラスター対策の一環として想定しており、より多くの人の利用を呼び掛けている。

  • 厚生労働省が提供する新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」

    厚生労働省が提供する新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」

COCOA(COVID-19 Contact-Confirming Application)は、スマホのBluetooth機能を利用し、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けるためのアプリ。App StoreとGoogle Playを通して提供中で、動作可能なOSのバージョンは、iOS 13.5以上、Android 6.0以上。

現時点でのアプリの最新バージョンは公開バージョンと変わらず「1.0.0」。公開日から1カ月間は試行版と位置付け、デザインや機能の修正を予定している。修正を予定している既知の不具合としては、「利用の開始日が本日の日付で表示されてしまう」「陽性情報を登録する画面で、未発行の処理番号を入力しても完了表示が出てしまう(実際には陽性者としては登録されない)」などが確認されている。

  • COCOAが接触を確認する仕組みの概要