夏の赤ちゃんとの外出には熱中症対策が必須!5つのポイントを小児科医が解説!

赤ちゃんが熱中症になりやすい理由

赤ちゃんは汗をかきやすく、体温調節機能が未熟です。高温下では汗をたくさんかき、水分や塩分が失われて体温調整がうまくできなくなってしまいます。また体の8割ぐらいが水分なので、脱水症状も起こしやすいといわれています。さらに、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、地面に近いため熱の影響を受けやすく、また背中とシートが密着しているので熱がこもり、蒸れやすい状態。大人が暑いと感じているときは、赤ちゃんはさらに高温の環境下にいることになります。

赤ちゃんはこれらの理由から大人よりも熱中症になりやすいのです。そのため、ママやパパが赤ちゃんの熱中症対策を適切に行うことが大切です。