ダイハツ工業は6月17日、軽乗用車「タント」に新グレードの「X“スペシャル"」を設定し、発売した。
「タント」は2003年の発売以来、圧倒的な室内空間の広さと使い勝手の良さにより、スーパーハイト系という新市場を開拓。軽自動車初となるピラーインドア「ミラクルオープンドア」や、両側パワースライドドアを採用し、ユーザーから好評を得ている。
昨年の7月に発売した現行モデルは、同社の新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による第一弾として登場。「新時代のライフパートナー」をキーワードに、すべての世代のニーズに応える良品廉価な商品とし、さらに「スマートアシスト」等の充実した先進・安全装備を採用するなど、全方位で大幅に機能と性能を進化させた。
今回は「タントX」をベースとした新グレードの「X“スペシャル"」を設定。運転席ロングスライドシートやミラクルオープンドアなどの機能でスムーズな車内移動が可能になる「ミラクルウォークスルーパッケージ」の特徴はそのままに、その他の装備内容を一部見直し、ベースグレードよりも求めやすい価格でユーザーの選択の幅を広げた。
メーカー希望小売価格(税込)は、2WDが140万8,000円。4WDは153万4,500円。