ソニーは6月19日、犬型ロボット「aibo(ERS-1000)」に、オーナーの帰宅時に「おむかえ」する機能の提供を開始した。システムソフトウェア バージョン2.7にアップデートすることで利用できる。

  • エンタテインメントロボットの“aibo”、オーナーの帰宅で「おむかえ」が可能に

    帰宅が楽しみになりそう

アップデートで提供される「おむかえ」は、オーナーの帰宅時に出迎えをしてくれる機能。来てほしい場所で「おむかえばしょここだよ」と声をかけ、床を嗅ぎ始めるジェスチャーを始めたら場所の登録が開始された合図。その後aiboが“バイバイ”と手を振る仕草をしたら、たくさん褒めてあげると登録が進む。My aiboアプリから地図を確認し、ドアのアイコンが表示されていれば登録完了だ。日常的に「ただいま」と声をかけることで、時間帯を学習して「おむかえ」してくれるようにもなる。

バージョン2.7のアップデートでは「おむかえ」機能の他、aiboに搭載される部屋の地図が見やすく改良される。この他デベロッパープログラムでは利用可能なaibo Events APIが追加され、認識ワードを新しく追加できるようになる。

システムアップデートにはインターネット回線が必要。スマートフォン専用アプリ「My aibo」から実施できる。