ラーニングエージェンシー(旧トーマツ イノベーション)は6月19日、「管理職と新入社員の意識比較調査」を発表した。調査は4月2日~5月18日、新入社員向け研修の受講者3,770人、2019年12月16日~2020年3月27日、管理職向け研修の受講者1,061人を対象に自記式またはインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。管理職に「部下に新入社員時代のうちに身に付けてほしい能力」、新入社員に「社会人1年目で身に付けたいスキル」について尋ねたところ、最もギャップが大きい項目は「パソコンスキル」(管理職12.0%/新入社員33.6%)で、次にギャップが大きい項目は「タイムマネジメント力」(管理職47.5%/新入社員26.2%)だった。
そして、管理職、新入社員それぞれに「理想の上司像」について聞くと、管理職は「リーダーシップのある上司」(51.4%)、「プライベートのことも相談にのる上司」(17.8%)、「専門力の高い上司」(16.2%)、「優しく指導する上司」(13.0%)、「厳しく指導する上司」(1.6%)だった。
また新入社員は「優しく指導する上司」(49.1%)、「プライベートのことも相談にのる上司」(37.5%)、「リーダーシップのある上司」(37.1%)、「厳しく指導する上司」(16.4%)という結果だった。