GVが運営する、お金の情報サイト「まねーぶ」はこのほど、「クレジットカード利用調査」の結果を明らかにした。同調査は6月3日~9日、コロナ禍中にクレジットカードの新規発行または解約退会をした418人を対象に、インターネットで実施したもの。

  • コロナ禍中(2月~6月現在)におけるクレジットカードの新規発行または解約退会

コロナ禍中(2月~6月現在)におけるクレジットカードの新規発行または解約退会について調べたところ、「新規発行した」は252人、「解約退会した」は176人で、新規発行がおよそ1.5倍上回った。

新規発行したクレジットカード名を尋ねたところ、「楽天カード」(104人)が突出して多く、「イオンカード」(32人)、「三井住友カード」(23人)、「dカード」(18人)、「Yahoo!JAPANカード」(15人)と続いた。上位5種で回答者の7割以上を占めている。

  • コロナ禍中に新規発行したクレジットカード名

新規発行した理由としては、「ポイントが貯まるため」(175人)が最も多く、「入会金・年会費が無料(安い)ため」(133人)、「付与ポイントが使いやすいため」(89人)、「よく利用するサービスの提携カードのため」(74人)という順になった。

解約退会したクレジットカード名を聞くと、「イオンカード」(23人)、「楽天カード」(20人)が上位回答だったが、突出したカードは見られなかった。

解約退会した理由としては、「ポイントが貯まらないため」(48人)、「クレジットカードの提携サービスを利用しなくなったため」(46人)、「年会費が高いため」(44人)、「利用限度額が低いため」(40人)が上位を占めている。

  • 解約退会した理由

コロナ禍中のメインクレジットカード変化について尋ねると、27.0%が「変わった」と回答した。メインで使うクレジットカードとしては、「楽天カード」(154人)で突出して多く、次いで「Yahoo!JAPANカード」(52人)、「イオンカード」(47人)と続き、上位3種で全体の6割を占めている。

  • コロナ禍中のメインクレジットカード変化

メインで使う理由は「ポイント(マイル)が貯まりやすい」「買い物(特定の店)で使うのに便利」「スマホ決済と組合せ利用しやすい」が上位に並んだ。