コント日本一を決める『キングオブコント2020』の開催が決定し、19日4時から出場者のエントリーを開始。これを受け、昨年大会でキングの栄冠に輝いたお笑いコンビ・どぶろっくが、挑戦者たちへエールを送った。

  • どぶろっくの森慎太郎(左)と江口直人

ボーカル担当の江口直人は「新型コロナウイルスの影響で大会が行われるか気になっていましたが、開催されると聞いてうれしい」と喜び、「前回優勝してから腹が立つことがあっても、あ、俺は王者になったんだ、と思うと、いろんなことが許せるようになりました。優勝賞金の使い道は、貯金に300万円、祝勝会などで50万円、引っ越しに100万円、アダルト関係に40万円、電動自転車に10万、残りの500万円は相方にあげましたよ」と冗談交じりにコメント。「挑戦者の皆さん、Change the world! お前のconteで、世界を変えろ」とメッセージを送った。

ギターとコーラス担当の森慎太郎も「優勝して自分に少しだけ自信が持てるようになって、愛想笑いの数が減りました。優勝賞金でチャンピオンが嗜むとされるゴルフを本格的に始めようと思い、ゴルフバックを買いました」とコメントを寄せ、「今回のチャレンジャーの皆さんには、腹にイチモツ抱えて頑張ってほしいです。自分を信じて!」と新たなる挑戦者たちへエールを送った。

なお、うるとらブギーズ(昨年2位)、GAG(昨年4位)、空気階段(昨年9位タイ)、すゑひろがりず(『M-1グランプリ2019』決勝8位)の4組は早くも参加を表明している。

今大会のエントリー期間は、6月19日~7月17日(専用エントリー用紙は6月19日から公式サイトにてダウンロード可能。6月下旬からよしもと関連劇場で配布予定)。エントリーのルールはこれまで通り、プロ、アマ不問で所属会社も問わず、芸歴の制限なし。2人以上のユニット限定で、1人(ピン)での出場は不可。お笑い事務所に所属する芸人に限り即席ユニットでの出場は不可とし、現在活動中のユニットでの出場しか認められない。ただし、アマチュアや劇団員などの即席ユニットは出場可能。今大会では再エントリーは受け付けない。

ネタの披露時間は1回戦・2回戦は2分。準々決勝・準決勝・決勝は5分。準決勝、決勝では原則2ネタを披露し、決勝戦は予選を勝ち抜いた10組(予定)が進出。決勝戦のファイナルステージ進出は3組(予定)、2ネタの合計得点で勝敗を競う(予定)。新型コロナウイルス感染防止対策の詳細は大会公式サイトにて掲載。

今年で13回目となる『キングオブコント』。決勝のステージに立つのは誰なのか。そしてキングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのは誰か。決勝戦の模様は、今秋TBSで生放送される。

(C)TBS