三越伊勢丹グループは6月17日、「#みんなでマスク」の特設サイトをオープン。42のアパレルブランドとコラボした布マスクを、オンラインストア限定で販売開始した。
さらに6月17日~25日までのあいだ、伊勢丹新宿店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3にて、販売商品の展示を実施している。
「#みんなでマスク」は、三越伊勢丹がつなぎ役となり、様々なブランドや縫製業者とともにマスクを生産。そしてマスクを必要とされている人々へ販売し、生まれた収益はすべて、医療関係支援の寄付に充てるというチャリティプロジェクトとなっている。
サイズは、大人用に加え子ども用も用意されており、価格はいずれも税込1,650円。三菱伊勢丹オンラインストアのみで購入できる。マスクのほかに、イラストレーターYu Nagabaのイラストが入ったLIMEX抗菌マスクケース3種類が、三越伊勢丹オンラインストアと、25日までは伊勢丹新宿店と日本橋三越本店で購入可能となっている。
※ 現在、マスクはすべて完売しているが、再販に関しては公式サイトでお知らせ予定とのこと。
伊勢丹新宿店での展示を実施する背景には、「リアルな接点を持って、想いや世界観を直に感じてほしい」という想いがあったという。展示手法に関しても、実際に使用した際の見え方がわかりやすいよう配慮されており、細部までこだわりを感じる空間となっている。
ブランド毎に、販売されているマスクとブランドからのメッセージが展示されている。
今後しばらくマスクとの付き合いが続くなかで、「#みんなでマスク」プロジェクトでは、ファッションとしての「マスク」を、新しい装いとしてもっと世の中に提供していきたいという。
同プロジェクトの立ち上げから奔走した伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤー の神谷将太氏は、「朝、起きた時に『今日はどんなマスクを付けていこうかな』『特別な日にどのマスクを身に着けようかな』と思ってもらえるように、今後はファッションマスクを強く打ち出していきたい」と語った。