先日アニメ化が発表された、壁井ユカコ原作の小説『2.43 清陰高校男子バレー部』が、2021年1月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送されることが決定。それにあわせて、ティザービジュアル&ティザーPVが公開された。
ティザービジュアルには、七符清陰高校男子バレー部の6人が学校の階段に集まって談笑している様子が描かれている。
さらに、ティザービジュアルに描かれている清陰高校男子バレー部6人のキャラクター&キャスト情報も公開。黒羽祐仁役を榎木淳弥、灰島公誓役を小野賢章、青木操役を梅原裕一郎、小田伸一郎役を伊東健人、棺野秋人役を蒼井翔太、大隈優介役を木村昴がそれぞれ担当する。
●TVアニメ『2.43 清陰高校男子バレー部』登場キャラクター
■黒羽祐仁 (くろば ゆに) cv. 榎木淳弥
身長:184cm/背番号:7/ポジション:ウイングスパイカー
七符清陰高校1年生。福井県の片隅、紋代町の地主の一人息子。幼なじみだった灰島との再会をきっかけにバレーボールを本格的に始める。ずば抜けた身体能力を誇るがプレッシャーに弱く、肝心のところで失敗しがち。
◎榎木淳弥のコメント
【本作の印象】
バレーボールを題材にした作品なので、一見するとスポ根的な物語なのかなと思われがちですが、人間関係の描写にも重きが置かれていて、とてもストーリー性のある作品だなと感じています。
【キャラクターの印象と意気込み】
黒羽はバレーは好きだけど、ちょっと考えが甘かったりプレッシャーに弱い一面がある印象です。灰島の影響を受けながら、彼自身がどう成長していくのか楽しみです。福井県が舞台なので、福井の空気感も意識しながら丁寧に演じたいと思います。
■灰島公誓 (はいじま きみちか) cv. 小野賢章
身長:181cm/背番号:8/ポジション:セッター
七符清陰高校1年生。幼稚園の時、家の事情で東京へ転居。バレーの強豪中学に通っていたが、ある事件をきっかけに不登校になり、福井へ戻る。バレーのことしか考えていないバレーバカ。
◎小野賢章のコメント
【本作の印象】
灰島公誓役を演じさせていただきます、小野賢章です。オーディションで初めて原作に触れたのですが、中高生たちが等身大でバレーと向き合っていく姿が、とても気持ち良く、自然と登場人物たちを応援したくなるような、そんな印象を受けました。
【キャラクターの印象と意気込み】
公誓は、人と距離を置き、とにかくバレーの事しか考えてないバレーバカです。クールな印象ですが、その胸の内に秘めるバレーへの情熱をしっかり表現できたらと思います。ほとんどのキャラクターが福井弁を喋るのですが…公誓は標準語で良かった…笑
■青木操 (あおき みさお) cv. 梅原裕一郎
身長:193cm/背番号:2/ポジション:ミドルブロッカー
七符清陰高校3年生。入学当初、小田に誘われたのをきっかけにバレーをはじめる。部の副主将と生徒会の副会長をつとめる秀才だが毒舌家。
◎梅原裕一郎のコメント
【本作の印象】
バレーに打ち込むキャラクターたちの姿が爽やかで、青春を思い出させます。その時にしかない熱量や葛藤はスポーツを経験している人も、そうでない人も共感できるものだと思います。また、方言があることでよりリアルに感じる作品だと思います。
【キャラクターの印象と意気込み】
青木操は飄々としていて、クレバーな人物です。本音が見えにくいところもありますが、彼のバレーへの熱は本物です。主将の小田を支える青木の姿に魅力を感じます。二人の関係性を楽しめると思います。演じる上では方言という壁を突破できるか楽しみです。
■小田伸一郎 (おだ しんいちろう) cv. 伊東健人
身長:163cm/背番号:1/ポジション:ウイングスパイカー
七符清陰高校3年生。男子バレー部主将。誰よりもバレーに情熱を注いできたが、身長の壁に阻まれ、高校卒業後は別の道を歩むしかないと考えている。
◎伊東健人のコメント
【本作の印象】
まずタイトルにある「2.43」という数字が男子バレーボールのネットの高さ、というのを初めてしりました。改めて明確な数字を知ると高いですよね。ネット挟んで行われるスポーツを通してのこの青春群像劇は、熱さと、切なさやもどかしさみたいなものも含んでいて、とても魅力的な作品だと思いました。
【キャラクターの印象と意気込み】
第一印象はやはり背の低さです。キャプテンなのに、ウイングスパイカーなのに、メンバーと横並びになった時の差は一目瞭然です。そして本当に正直な話、僕は自身の身長の低さに悩んだ事はありません。そんな僕が、小田という人物にどう寄り添って、どう演じていけるのか、ある意味ドキドキとワクワクが今は入り混じっています。新しい感情です。
■棺野秋人 (かんの あきと) :CV 蒼井翔太
身長:181cm/背番号:4/ポジション:ウイングスパイカー
七符清陰高校2年生。健康上の理由で屋外での長時間の運動ができないため、外練の時は女子バレー部の屋内練習に参加している。
◎蒼井翔太のコメント
【本作の印象】
一人一人の心情、青春時代によくある気持ちのすれ違いなどがとても繊細に描かれていて、バレーをしている人は勿論、していない人でも楽しめる作品に思います!
【キャラクターの印象と意気込み】
秋人は、肌が弱く屋外での長時間の運動ができない子なのですが、とても良い子なんです。そんな秋人の良いところを皆様に演技でお届けできたらと思います。
■大隈優介 (おおくま ゆうすけ) cv. 木村昴
身長:187cm/背番号:10/ポジション:ミドルブロッカー
七符清陰高校2年生。元は別の部活に所属していたが、副主将の青木に誘われバレー部へ転部。デリカシーの無さではピカイチ。
◎木村 昴のコメント
【本作の印象】
原作が壁井ユカコ先生の小説であることから、非常に描写が細かく、山川あいじさんの絵のタッチからも心に触れる繊細さを感じました。携われることが楽しみで仕方ありません!今からとてもワクワクしております。
【キャラクターの印象と意気込み】
大隈優介役でお世話になります、木村昴です。台詞をはじめて読んだときから、独特の豪快さとひょうきんさを持ち合わせた面白いキャラクターだなと思っていましたので、観てくださる皆さんに作品の世界観を忠実に、さらに面白くお届け出来るよう努めたいと思います。よろしくお願いします!
公誓が東京から帰ってくるのを待っていた祐仁。二人が再会し、『2.43 清陰高校男子バレー部』の物語が始まる。山と青空に囲まれた福井を舞台に、弱小男子バレー部が全国を目指す熱い青春ストーリーの幕開けとなるティザーPVが公開された。
●『2.43 清陰高校男子バレー部』ティザーPV
さらに、本作のメインスタッフ情報も解禁。監督を木村泰大、シリーズ構成を黒田洋介、キャラクターデザイン・総作画監督を高橋裕一、アニメーション制作をdavid productionが担当する。
■TVアニメ『2.43 清陰高校男子バレー部』スタッフ情報
原作:『2.43 清陰高校男子バレー部』壁井ユカコ(集英社文庫・集英社刊・「集英社 WEB 文芸レンザブロー」 連載中)
監督:木村泰大
シリーズ構成:黒田洋介
キャラクター原案:山川あいじ
キャラクターデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術監督:秋山健太郎
色彩設計:津守裕子
3D ディレクター:山本祐希江
撮影監督:鯨井亮
編集:廣瀬清志
音響監督:土屋雅紀
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:david production
また、本作の舞台が福井県であることから、福井県とのコラボレーションが実現。「コラボPV」をはじめ、その他の企画も目下進行中となっている。さらに、福井県とのコラボが実現した事を受け、棺野秋人役を務める蒼井翔太が『「 2.43」×ふくいパブリシスト』に就任。福井県福井市出身でもある蒼井翔太の活動にも注目したい。
ここでは、原作者・壁井ユカコから寄せられたアニメ化&福井コラボについてのコメントを紹介しよう。
◎原作者:壁井ユカコのコメント
2012 年に連載スタートしたこの小説が、たくさんの応援と幸運に恵まれてアニメになります。
「2.43」=「2m43cm」は一般男子そして「春高バレー」男子のネットの高さ。ぜひ一度メジャーで測ってみてください。この高さのもっと上で繰り広げられる熱戦がアニメでかっこよく動くのを私もとても楽しみにしています。
頼もしいスタッフの皆さま、素敵な素敵なキャストの皆さまが揃いました。原作読者の方も、アニメ化で知ってくださった方も、バレーボールファンの方も、大いにご期待ください。
舞台の福井県ともコラボがあります。福岡?福島?福井です!福井の魅力も知っていただけたら嬉しいです。
TVアニメ『2.43 清陰高校男子バレー部』は、2021年1月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始予定。なお、アニメ公式Twitter(@243anime)では、今週から1週間毎にキャストの直筆サインと原作小説が当たるフォロー&RTキャンペーンが実施される。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)壁井ユカコ/集英社・アニメ「2.43」製作委員会