ユニクロは6月19日、マロニエゲート銀座2(東京都中央区)に、新しいグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」をオープンする。
日本では4店舗目の旗艦店ということで、その品ぞろえもさることながら、1~4階までの開放的な吹き抜けや、数々のアーティストとコラボしたインスタレーションも魅力となっている。買い物以上の楽しさが得られる新店舗の様子を早速紹介しよう。
着こなしの可能性が広がる空間
売り場面積150坪の広さを誇る「UNIQLO TOKYO」。
トータルクリエイティブディレクターに佐藤可士和氏、建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞などを受賞したスイスの建築家ユニット、ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロンをデザインチームに加え、これまでの店舗とは一味違う、アーティスティックで開放的な空間が特徴となっている。
1階は今注目の機能性商品から、コラボレーション商品、定番商品などを取りそろえ、2階ではウィメンズ、3階ではメンズ、4階ではキッズ&ベビーを展開。どのフロアでも、新進気鋭のアーティストやデザイナー、スタイリストとコラボレーションした展示を実施しており、今までにない着こなしを垣間見ることができる。
ここでしか体験できないサービスや展示
また、同店舗でしか体験できないサービスも魅力だ。
例えば3階のメンズフロアには、コロナ禍の在宅勤務でさらに人気が高まっているという「感動ジャケット」をオーダーメイド感覚で試着できるコーナーが登場。
これまでは、既定のサイズを元に店舗で採寸してもらうか、オンラインでオーダーするという方法のみだったが、同店ではさまざまなサイズのジャケットがそろい、実際に試着することができるので、より自分の体形にフィットするオーダーが可能となっている。
さらに4階のキッズ&ベビーフロアでは、子どもが絵本やお絵描きを楽しむことができる「ライブラリー」を完備。「まるで小さな図書館?」と思ってしまうほどの絵本の品ぞろえ&広い空間で、子連れでも快適に買い物ができそうだ。
加えて同じ4階では、店舗で初の「UTアーカイブスペース」として、ユニクロのTシャツの歴史や、過去に人気だったコンテンツなどが展示されているほか、オープン時にはスペシャルフロアとして、ユニクロとTheoryのコラボレーション商品も展開される(メンズは先行販売、ウィメンズは同店舗&オンライン販売のみで展開)。
"LifeWear"を体現する場所に
生活に根付く洋服としての「LifeWear」を追求する中で、生活にさまざまな喜びを取り入れるものも展開していきたい、との思いから、花や書籍も販売するとのこと。
商品に使われている素材を丁寧に紹介したり、同社のサスティナビリティにまつわる活動を見せる展示があったりと、訪れる度に発見がありそうな店舗「UNIQLO TOKYO」。足を運んでみてはいかがだろうか。