日本最大級の輸入車買取サービス「外車王」を運営するカレント自動車はこのほど、輸入車に興味のある259人を対象に、憧れの輸入車メーカーとその理由についてアンケートを実施、結果を公表した。
輸入車は現在、新モデルが続々と投入されている中、とくにスーパーカーブランドのセールスが好調に推移しており、ユーザーの輸入車への注目度も高まっている。そこで「外車王」では、ユーザーの憧れる輸入車メーカーについて30以上の選択肢を用意し、選んだ理由などのアンケートを実施。なぜ、その輸入車メーカーに憧れを抱くかを調査した。調査期間は、2020年5月9日〜5月30日。
「憧れている、今一番欲しい輸入車メーカーは何ですか」と聞いたところ、回答の多くを占めたのはドイツメーカーだった。トップ3は、1位「BMW」、2位「ポルシェ」「メルセデス・ベンツ」、4位「フェラーリ」となっている。5位までを見てみても、4位のフェラーリを除く4社がドイツメーカーだった。
有力メーカーが多いドイツメーカーの中でも、御三家と呼ばれる「メルセデス・ベンツ」「BMW」「アウディ」がトップ5に食い込んでいるのはさすがと言える。「フェラーリ」はイタリア車では唯一のトップ10入りとなっており、高いブランドイメージの体現と受け取れる。
5位以下を見てみると、6位以下では「アストンマーティン」を除いて、広いモデルレンジでユーザーを増やしているメーカーが並ぶ。メーカーのブランディングやラインナップ拡充などで、輸入車の裾野が広がっていることが感じられる。
また、上記以外のメーカーも広く指名されており、ユーザーの輸入車への興味や関心が高まっていることを明確に示す結果となった。
憧れの理由については、「外見」が最も多く33.6%を占めている。2位以降は「ステータス性」が16.6%、「性能」が12.4%と続き、高性能車・高級車に憧れがあることが想像できる。6位の「乗り味」に関しても5.4%の回答があり、ドライビングの愉しさや五感で感じる魅力についても一定のニーズがあることがわかる。
今回の調査では輸入車に対するユーザーのイメージやどんな点を価値として感じるのかについて、ステータス性や性能への憧れという回答の傾向などで知ることができ、高級・高性能車メーカーの人気の高さを非常に感じる結果となった。