電車の楽しみの一つは、外の景色を眺めることですよね。四季を感じる自然の変化や、生活する人々を見てその人生を想像するなど、楽しみ方はさまざまです。
しかし、先日碇くん(@kokonerv_1)さんがスマホで撮影した景色、ちょっと他とは違います。投稿された動画はとあるローカル線の車窓からの風景で、最初はよくみる地方の家々が流れていきますが、後半、突如出現するのは「エヴァ初号機」。
それまでの平凡な日常風景が、突然現れた異質な存在でガラリと様相が変わるという現象を報告しています。
異質すぎて建設される時代を間違えた初号機みたいになってる。
(@kokonerv_1)より引用
この報告に、「ネルフ本部の痛恨のミス」「射出口出る最後で止まっちゃったみたいな感じになってますね」「時代からして初号機復元。(冒頭がジェッターマルスのOPだもん。)」「お前らハリボテだと思ってるだろ、それがネルフのやり方だからな」「とうとう日本にも使徒がやってくるのか そろそろ初陣だな」と作品のファンの方から、出現したことを分析(?)するコメントが寄せられています。
また、「この世界では第三新江戸市なんだろうなぁ」「東映の撮影セットなのか、直前の武家屋敷みたいなのとの落差もいい」「江戸ンゲリヲンみたいな」など、突如変化する様相を楽しむ声もありました。
撮影した碇くん(@kokonerv_1)さんは、「碇シンジ君」のコスプレやものまねをしていて、公式に『新世紀エヴァンゲリオン』の仕事ができる日を目標に活動している方。投稿の経緯を聞いてみました。
――「エヴァ初号機」のことを知ったきっかけは?
「友人から『太秦映画村にエヴァがいるみたい』と聞いて、半信半疑のまま電車に乗ると、まさかの光景が目に飛び込んできたのです!」
撮影された場所は京都の太秦映画村だそう。ここは時代劇などの撮影でよく使われ、江戸時代の景観で街並みは作られています。
――撮影した時の心境や、今のお気持ちを聞かせてください
「汎用人型決戦兵器人造人間 エヴァンゲリオン初号機がタイムスリップして江戸時代の街並みの中に存在するなど、初めて見た時は目を疑いました。そして京都に使徒が攻めてくるのかと思うと、不安で夜も眠れませんが、筋トレをしていざという時に戦える準備をしつつ完成を楽しみにしております!」
かなり「前のめり感」あるコメントと抱負を聞かせてくれました。関係者の方にも伝わるとよいですね。
異質すぎて建設される時代を間違えた初号機みたいになってる。 pic.twitter.com/2zu3i4T1tP
— 碇くん (@kokonerv_1) June 12, 2020