日立グローバルライフソリューションズは6月16日、食品の重さにあわせてオート調理する過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」(MRO-S7Y)を発表した。8月22日に発売し、価格はオープン、推定市場価格は50,000円前後(税別)。

  • 過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」(MRO-S7Y)

ヘルシーシェフは、レンジ、オーブン、グリル、スチーム、過熱水蒸気という5種類の調理が行えるオーブンレンジ。新モデルのMRO-S7Yは、食材の重さをはかる「重量センサー」を備えており、食材の重さに合わせて火加減や調理時間などを自動で調節。人数設定が不要のため、1人分でも複数人分でも手軽に料理を作れる。

本体底部に「外して丸洗いテーブルプレート」を付属。調理時に汚れても外して丸洗いでき、清潔に保てる。セラミック素材のため、あたためにもオーブン調理にも使用可能。オーブン調理時の専用皿は不要だとしている。

「冷凍食品パリッと調理」は、名前の通り冷凍食品の調理に便利な機能。まずレンジ加熱で冷凍からあたためまでを行い、その後オーブンを使った加熱で表面の水分を飛ばし、パリッと仕上げる。「冷凍鶏のから揚げ」「冷凍チャーハン」「冷凍たこ焼き」「冷凍今川焼き」という4つのオートメニューを用意した。メニューを選びやすいよう「冷凍食品パリッと調理」専用ボタンを備え、操作性にも配慮している。

このほか、過熱水蒸気非搭載の下位モデルとして、オーブンレンジ(MRO-F6Y)を同時発売。価格はオープン、推定市場価格は40,000円前後(税別)。カラーはホワイト。セラミック素材の「外して丸洗いテーブルプレート」を付属し、「冷凍食品パリッと調理」機能も備える。

  • オーブンレンジ(MRO-F6Y)

MRO-S7Y、MRO-F6Yとも、本体サイズはW483mm×D388mm×H340mm、重さは約13.5kg。設置時に必要な放熱スペースは、左右は4.5cm以上、上方10cm以上(背面は壁ぴったりでよい)。総庫内容量は22Lで、レンジ出力は1000W、800W、600W、500W、200W相当、100W相当。オーブン温度は上下平面ヒーター250℃。