緊急事態宣言は解除されたが、新型コロナ感染症を予防するために、引き続き外出を控える人も多いようだ。そこで注目を集めているのが、家にいながら買い物ができる「ネットショップ」である。
新型コロナ感染拡大が続いた3月下旬の「業種別消費動向データ」によると、ほとんどの業種の消費指標が下がっている中、特に数値の伸びが大きいのが「医薬品」や、ネット上で商品やサービスを売買する「EC」だ(※JCB消費NOWより)。
久光製薬でも、製薬会社のノウハウを生かし、健康食品や医療機器、医薬部外品を販売するオンラインショップ「HisamitsuいきいきOnline」を運営している。
久光製薬の創業者である久光仁平は1847年、自ら調合した薬を馬の背に積んで各地に赴き、人々の健康の悩みに耳を傾けながら、手渡しで薬を販売することを始めた。時は移り変わっても、この「お客様第一主義」の姿勢はそのまま、一人ひとりが納得できる商品を「直接手渡しすると」いう心構えでオンラインショップを運営しているという。
販売している商品は、久光製薬の乳酸菌やグルコサミンといった健康食品や化粧品、ブテナロックシリーズの医薬部外品、ひざやひじ用のメディカルサポーターといった雑貨など。
肩こり・腰痛に温熱療法ができる温熱シートや、急な発熱のほか夏の暑さ対策などに使える冷却シートなども販売している。赤ちゃん用・子ども用の冷却シートや熱取り枕などもラインナップ。小さな子どもや高齢者がいたり、具合が悪く外出できない場合でも、必要な商品を自宅にいながら購入することができる。
そのほか、東京2020オリンピック・パラリンピックマスコットがデザインされた「クールジェルシート」「リフレッシュボディシート」「クールウェアスプレー」「キネシオロジーテープ」といった東京2020公式ライセンス商品も取りそろえている。暑さ対策として利用するほか、お土産やプレゼントとして活用するのもおすすめだ。