転職サービス「doda(デューダ)」は6月15日、「doda転職人気企業ランキング2020」を発表した。22~59歳のビジネスパーソン5,108人を対象に「転職したい会社」を調査し、ランキング化した。調査期間は2020年2月28日~3月9日。

総合ランキング1位は「トヨタ自動車」

  • 総合ランキング 上位50社

総合ランキング1位を獲得したのは「トヨタ自動車」で、2年ぶりに首位に返り咲いた。「自動車だけにとどまらない技術研究をしている」といった投票理由が多く寄せられ、「自動車メーカーの枠を超えた幅広い事業へチャレンジし続ける姿勢」(同調査)に多くの共感が集まっているという。

2位は昨年1位だった「グーグル」。以下、3位「ソニー」、4位「楽天」、5位「Apple Japan」、6位「アマゾンジャパン」、7位「全日本空輸(ANA)」、8位「パナソニック」、9位「サントリーホールディングス」、10位「ソフトバンク」と続いた。

50位までをみると、23位「西日本電信電話(NTT西日本)」(前年33位)、28位「東日本電信電話(NTT東日本)」(同43位)、30位「NTTドコモ」(同53位)、31位「日本電気(NEC)」(同105位)、40位「富士通」(同76位)、43位「NTTデータ」(同73位)が、それぞれ前年から10位以上順位を上げた。これらの企業への投票理由には、「5G」「IoT」「AI」などのキーワードが多くみられ、「次世代の通信インフラや技術革新への期待の高まりが、人気にも影響したと考えられる」(同調査)。

業種別では、「金融」で外資系企業の躍進が目立った。1位「マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン」、3位「ゴールドマン・サックス・ジャパン・ホールディングス」、12位「ボストン・コンサルティング・グループ」、15位「モルガン・スタンレー」と、トップ20に外資系企業4社がランクインした。