東京商工リサーチは6月15日、2020年3月期決算上場企業「役員報酬1億円以上開示企業」調査(同日17時現在)の結果を発表した。

最高額は第一三共の真鍋社長

  • 2020年3月期 役員報酬額ランキング(出典:東京商工リサーチWebサイト)

6月15日17時までに有価証券報告書の提出が確認された企業は15社。このうち、役員報酬1億円以上の個別開示を行ったのは3社、人数は4人だった。

4人のうち、役員報酬が最も高かったのは第一三共の眞鍋淳社長で1億9,600万円(2019年3月期報酬額1億6,600万円)。次いで同社の中山讓治元会長が1億8,400万円(同1億8,300万円)、キーエンスの山本晃則取締役特別顧問が1億5,000万円(同1億5,600万円)、カワチ薬品の河内伸二社長が1億3,500万円(同1億1,900万円)と続いた。

4人のうち、第一三共の真鍋社長、中山元会長、カワチ薬品の河内社長の3人が前年度より増額となった。

開示人数については、第一三共が2人、キーエンスとカワチ薬品が各1人で、前年度と同人数となった。