Dynabookは6月15日、同社製ノートPC「dynabook」シリーズの2020年夏モデルとして、7機種11モデル(カラーバリエーション含む)を発表した。2020年春に展開した新シリーズ「dynabook C」の拡充や、16.1型プレミアムノートPC「dynabook T9・T8」とスタンダードノートPC「T6・X6・X5」の新モデルが登場しており、6月19日から順次販売開始する。
dynabook C4・C5
dynabook C4およびC5は、狭額縁ディスプレイを搭載し、第10世代Intel CoreやWi-Fi 6などを備えた15.6型ノートPC。いずれも価格はオープンで、dynabook C4の店頭予想価格は税別130,000円台半ば。dynabook C5の店頭予想価格は税別150,000円台半ば。6月19日から順次販売開始する。
本体の厚さが約19.9mm、軽さは約1.79kgの薄型軽量モデルで、家の中や職場内など、近距離での持ち運びに適したノートPC。2020年春に「dynabook C7・C8」を発表しているが、テレワークにも使えるWindows Hello対応の顔認証Webカメラや、最新の無線LAN規格Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)といった特徴は引き継ぎつつ、スペックを絞り価格を抑えた本機C4・C5モデルが追加された。C4・C5ともにカラーはスタイリッシュブルー、リュクスホワイトの2色を用意する。
dynabook C4・C5の主な仕様
dynabook C4 | dynabook C5 | |
OS | Windows 10 Home 64bit | |
---|---|---|
CPU | Intel Celeron 5205U | Intel Core i3-10110U |
メモリ | 4GB(最大8GB) | 8GB(最大16GB) |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD | |
グラフィックス | Intel UHD Graphics(CPU内蔵) | |
光学ドライブ | ― | |
ディスプレイ | 15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア) | |
通信 | IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax(Wi-Fi 6)準拠の無線LAN、Bluetooth、ギガビット準拠の有線LAN | |
インタフェース | USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.1 Gen1×3、HDMI×1、ブリッジメディア/SDカードスロット×1など | |
バッテリ駆動時間 | 約9.5時間(JEITA 2.0) | |
Office | Office Office Home and Business 2019 | |
ワイヤレスマウス | 付属 | |
本体サイズ/重さ | W361×D244×19.9mm/約1.79kg |
dynabook T8・T9
dynabook T8およびT9はA4型ノートPC「dynabook T」シリーズの上位モデルで、同社製ノートPCのなかで“プレミアム機”に位置づけられるノートPC。画面サイズは2機種とも16.1型だが、フットプリントはこれまでの15.6型モデルと同サイズに収めている。
いずれも価格はオープンで、dynabook T8の店頭予想価格は税別200,000円前後。dynabook T9の店頭予想価格は税別220,000円前後。6月19日から順次販売開始する。
従来は第8世代Intel Coreシリーズを搭載していたが、新モデルでは第10世代Intel Coreを搭載。T9ではIntel Core i7-10710Uを、T8ではIntel Core i7-10510Uを採用する。顔認証センサーやWi-Fi 6、ブルーレイディスクドライブの搭載が特徴となり、加えてサウンド面はオンキヨーと共同開発した高音質サウンドシステム「Dynamic Wide Sound」を現行モデルに続き内蔵する。カラーは2機種ともスタイリッシュブルー、サテンゴールドの2色。
dynabook T8・T9の主な仕様
dynabook T8 | dynabook T9 | |
OS | Windows 10 Home 64bit | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-10510U | Intel Core i7-10710U |
メモリ | 8GB(最大16GB) | 16GB(最大16GB) |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD | |
グラフィックス | Intel UHD Graphics(CPU内蔵) | |
光学ドライブ | BDXL対応ブルーレイディスクドライブ | |
ディスプレイ | 16.1型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア) | |
通信 | IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax(Wi-Fi 6)準拠の無線LAN、Bluetooth、ギガビット準拠の有線LAN | |
インタフェース | USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.1 Gen1×3、HDMI×1、ブリッジメディア/SDカードスロット×1など | |
バッテリ駆動時間 | 約9時間(JEITA 2.0) | |
Office | Office Office Home and Business 2019 | |
ワイヤレスマウス | 付属 | |
本体サイズ/重さ | W379.0×D256.5×H23.7mm/約2.4kg |
dynabook T6・X5・X6
dynabook T6、X5およびX6は、視認性の高いキーボードを搭載した、15.6型スタンダードノートPC。いずれも価格はオープンで、dynabook T6の店頭予想価格は税別160,000円台半ば。dynabook X5の店頭予想価格は税別140,000円台半ば、dynabook X6の店頭予想価格は税別150,000円台半ば。7月下旬から順次販売開始する。
子供の家庭学習やテレスクール用途など、初めてPCを使う人、PCに不慣れな人に適したフルHD解像度のノートPC。プロセッサは第8世代Intel Coreを搭載し、Wi-Fi 6に対応する(生体認証には非対応)。ストレージはPCle接続の256GB SSD。
キートップ中央にアルファベットや数字を大きく印字し視認性を高めたほか、上部に0.2mmのへこみを設け、打ち心地を高めている。ゲーム感覚でタイピング(キーボード入力)を習得できるWebアプリ「ポコ★タイピング」にも対応する。
スピーカーは低音用と高音用に独立した4つのスピーカーを前面左右に2個ずつ配置。加えて高音質化アプリ「DTS Audio Processing」も搭載し、音楽再生だけでなく、オンラインビデオ通話もクリアな音で楽しめるとする。カラーはいずれもサテンゴールドのみ。
dynabook T6・X6・X5の主な仕様
dynabook T6 | dynabook X5 | dynabook X6 | |
OS | Windows 10 Home 64bit | ||
---|---|---|---|
CPU | Intel Core i7-8565U | Intel Core i3-8145U | Intel Core i5-8265U |
メモリ | 8GB(最大16GB) | 4GB(最大16GB) | 8GB(最大16GB) |
ストレージ | 256GB SSD | ||
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵) | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ||
ディスプレイ | 15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア) | ||
通信 | IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax(Wi-Fi 6)準拠の無線LAN、Bluetooth、ギガビット準拠の有線LAN | ||
インタフェース | USB 3.1 Gen1×4、HDMI×1、ブリッジメディア/SDカードスロット×1など | ||
バッテリ駆動時間 | 約7.5時間(JEITA 2.0) | ||
Office | Office Office Home and Business 2019 | ||
ワイヤレスマウス | ― | ||
本体サイズ/重さ | W379.0×D258.0×H23.7mm/約2.4kg |