マイボイスコムはこのほど、「マンションのブランド」に関する調査結果を明らかにした。同調査は5月1日~5日、10代~70代の男女1万310名を対象にインターネットで実施したもの。
マンションの購入経験者・意向者について調べたところ、3割弱が該当した。地域別で見ると、関東や近畿で高くなっている。「分譲マンションには関心がなく購入もしない」は63.7%だった。
マンションの購入経験者・意向者に購入時の重視点について聞くと、「最寄駅からの距離」「生活環境の利便性」「日当たり・採光」「間取り」が6~7割と多かった。女性が男性を上回る項目が多く、特に差が大きいのは「日当たり・採光」「住居の向き」「生活環境の利便性」「地域の治安」「間取り」「収納スペース」だった。
マンション購入時の情報源について尋ねると、「住宅情報サイト、比較サイト」「展示場・モデルルーム」「マンション販売会社のサイト」が購入経験者・意向者の各30%台で上位を占めた。
知っているマンションブランドについて聞いたところ、「ライオンズマンション」が5割と最も多く、「プラウド」「ザ・パークハウス」が各4割弱、「グランドメゾン」が3割弱と続いた。
駅からの距離、価格や間取りなどがほぼ同じ場合、最も住んでみたいと思うマンションブランドは、「プラウド」が8.0%、「ザ・パークハウス」が5.6%、「ライオンズマンション」「グランドメゾン」が約4%だった。
地域別に見ると、北海道や中国では「ライオンズマンション」が1位となっている。近畿では「ジオ」「プラウド」、四国では「サーパス」「アルファ」、九州では「グランドメゾン」「ライオンズマンション」が上位2位だった。
価格や間取り、その他の仕様や立地などの条件がほぼ同じ場合、一戸建てとマンションのどちらに住みたいか尋ねたところ、「一戸建てに住みたい」は54.9%、「マンションに住みたい」は21.1%だった。中部や四国では、「一戸建てに住みたい」が各7割弱と高い傾向にある。
マンションに住みたい理由について聞くと、「セキュリティが充実している」が5割で最も多く、「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」「設備が充実」「機密性、断熱性が高い」が続いた。