カンテレの自社制作を中心に舞台作品を放送する『おうちで舞台~カンテレ劇場~』が、きょう13日(26:15~28:35 ※関西ローカル)に放送される。第1弾としてノーカット放送する『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます~』の主演で、ナビゲート部分の収録ゲストに参加した兵動大樹が、見どころを語った。
コロナ禍で舞台公演が軒並み中止や延期に追い込まれている中、視聴者に“おうちで舞台を楽しんでもらえないか”との考えで放送する同番組。第1弾は、昨年冬に大阪でされた舞台『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます~』(出演:兵動大樹、桂吉弥/佐藤太一郎、清井咲希、明石陸/三船美佳)だ。
兵動は、おすすめのシーンについて、見た目は女子高生で、実はおばあちゃんで、しかも幽霊という役を演じた、たこやきレインボーの清井咲希を挙げ、「一番は、さきてぃ(清井咲希)が、ほんまにおばあさんに見えてきてしまうところがあるんですよ。みんながヤイヤイ言うてる中で独白するところくらいから、一気におばあさんに見えてきて…そのすごさ。ほぼ初舞台だったそうなんですが、『とてつもないのが現れたわ!』って思って。そこを見てほしいですね」と絶賛。
また、おすすめの家での舞台の見方を聞くと、「劇場では、なかなか飲食はできないので、飲食しながら、お酒を飲みながら、ゆったり観てもらってもいいですよね。ほんまに自由に楽しんでもらえるというか、10人おったら10人の楽しみ方があるから、好き勝手観ていただきたいですね!」とコメントし、「友達とネットをつなげて、家飲みしながら、あ~だこ~だ言いながら楽しんでいただきたいですね」とも呼びかけた。
さらに、「実は、本番で、ドえらいハプニングが最後に起きていまして…。たまたま収録が入っていたのが、大千秋楽で。その日に、まさかのハプニングがあって(笑)。これも良い思い出ですし、全員でフォローしていくという、舞台を皆で作っていくという感じもしましたし。全員の顔が引きつる瞬間があると思いますので、それがどこかを探すのも楽しんでいただきたいと思いますね」と、生の舞台ならではの裏話も披露している。
カンテレでは、月1回のペースで『おうちで舞台~カンテレ劇場~』を放送し、第2弾として、2018年春に上演した、タクフェス 春のコメディ祭!『笑う巨塔』(出演:宅間孝行、篠田麻里子、片岡鶴太郎ほか)を、7月5日深夜に放送することが決定。8月以降のラインナップについては、劇場での舞台再開状況などを鑑みながら、放送内容を検討するとしている。