京都鉄道博物館は12日、普段公開していない収蔵資料を紹介する収蔵資料展「鉄道ネクタイピンの世界」を6月15日から開催するとともに、収蔵写真展「大正・昭和時代の鉄道工事」の開催期間を変更すると発表した。
収蔵資料展「鉄道ネクタイピンの世界」は、ワイシャツにネクタイを留めるだけでなく、装飾品としても楽しめるネクタイピンの収蔵資料を展示。「サロンカーなにわ完成記念ネクタイピン」をはじめ、新車両完成や新線開業などの記念品として配布されたネクタイピンを中心に紹介する。本館2階の企画展示室横展示ブースにて、6月15日から9月27日まで開催される。
収蔵写真展「大正・昭和時代の鉄道工事」は、4月4日から7月12日までの開催を予定していたが、9月6日までに開催期間が変更された。京都鉄道博物館が所蔵している100年前に行われた鉄道工事の写真の中から、「下神崎川橋梁架設工事写真」をはじめ、大正・昭和時代の写真約20点を中心に、本館3階のギャラリーにて紹介する。
なお、京都鉄道博物館では新型コロナウイルス感染症対策として、入館は前売入館券を持っている人に限定するなどの制限を当面行う。検温・マスク着用・手指のアルコール消毒等への協力も求めている。