米Intelは現地時間6月11日、同社でシニアバイスプレジデントを務めていたジム・ケラー(Jim Keller)氏が一身上の都合で退職したことを明らかにした。同社ではシリコンエンジニアリングループのGMを担っていた。同氏はIntel以前のキャリアでも、AMD、Apple、テスラでマイクロアーキテクチャの開発に従事し、AMD Athlon K7やApple A4、AMD Zenの開発に深く関わっていた人物。

  • ジム・ケラー、2018年から勤めていたIntelを退職

    ジム・ケラー氏

同氏は6月11日付けでIntelを退職。開発体制移行のため、退職後も6カ月間に渡ってコンサルタントを務めるという。発表に伴ってテクノロジー・システム・アーキテクチャー・クライアントグループ(TSCG)では組織再編と人事異動が行われ、Venkata Renduchintala博士がリーダーシップを担当。IPエンジニアリンググループをSundari Mitra氏、Xeon/ネットワーキンググループをGene Scuteri氏、クライアントエンジニアグループにDaaman Hejmadi氏、製造/製品エンジニアグループにNavid Shahriari氏が就任した。