お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が大会チェアマンを務めるフジテレビ系バラエティ特番『IPPONグランプリ』が、あす13日(21:00~23:10)に放送される。
今回は、稲田直樹(アインシュタイン)、後藤拓実(四千頭身)、駒場孝(ミルクボーイ)が初出場。ほかにも、秋山竜次(ロバート)、川島明(麒麟)、大悟(千鳥)、田中卓志(アンガールズ)、千原ジュニア(千原兄弟)、バカリズム、ハリウッドザコシショウというメンバーが集結し、田中、ザコシショウ以外の5人は優勝経験者という実力者ぞろいだ。
Aブロックは、川島、田中、バカリズム、ザコシショウ、稲田。Bブロックは、秋山、大悟、ジュニア、後藤、駒場。観覧ゲストとして、青山テルマ、尾上右近、DJ松永、R-指定、JO1(川西拓実、白岩瑠姫、鶴房汐恩)、Chuning Candyも出演する。
収録を終えた駒場は「全芸人が『M-1グランプリ』のように、1つの“賞レース”として見ていると思います。テレビの前で見ていても、皆さんの回答がすごすぎてしんどくなるくらいです(笑)。“自分が出たらどうなんだろう?”とぼんやり考えるんですが、あくまで自宅のテレビの前なので、本当にぼんやりとしか考えられなくて(笑)」とコメント。
出場が決まって、「昔から、絶対に出たいとは思っていたんですが、正直、嫌でした(笑)。でも、大喜利は好きなので出る以上は活躍したいなと。決まってから、コロナの影響でいろんなお仕事がなくなっていく中、この『IPPONグランプリ』だけはずっとスケジュールに残っていて(笑)。出場がうれしい反面、あまりの怖さに“なくなれ!”とずっと祈っていました(笑)」と本音を吐露する。
それでも、本番でIPPONを取り、「初めてこの番組に出ているなと実感しました(笑)。それまでは、本当に出ているのか不安で仕方なかったです(笑)。初めてIPPONを取ってからは、精神的にだいぶ楽になりました」とのこと。
あらためて、収録を振り返り、「収録前の数日間は、『M-1グランプリ』と同じくらい、“芸人、してるな”という感じで“やっぱり、これだな”と。その一方で、『M-1グランプリ』とは違って1人で出ているので、下手するとミルクボーイそのものが共倒れてしまう可能性もあるので怖かったです(笑)。共倒れにはなりたくないですし、“ミルクボーイは何とか守らなければ”という思いが強かったので、『M-1グランプリ』とは違った緊張感がありました。始まる前は不安しかありませんでしたが、終わってみるとまた出たいですね(笑)。松本さんの『一人ごっつ』や『松ごっつ』をずっと見ていたので、その方の前で大喜利をできるというのが、普通のことではないと言いますか、本当に芸人冥利(みょうり)に尽きます。でも、次回が決まったら決まったで、やっぱり嫌な気持ちになると思います(笑)」と複雑な心境を語っていた。
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