俳優の鈴木拡樹が主演を務める、映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』(6月12日公開)の撮りおろしインタビュー&メイキング動画が12日、公開された。
同作は東映と東映ビデオが立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト『東映ムビ×ステ』の第2弾。映画版は鈴木、舞台版は崎山つばさが主演を務める。江戸市中で探偵業を営む久坂幻士郎(鈴木)は豊臣家に仕えた高名な傀儡子の息子。死神・十蘭(安井謙太郎)と契約関係にある『死神遣い』でもあり、吉原の大遊廓で“遊女連続殺人事件”に関わっていく。また、舞台では吉原遊廓の惣名主を父にもつ侠客のリーダー庄司新之助(崎山つばさ)と、死神・十蘭が大暴れする。
今回公開されたのは、主人公の“死神遣い”である幻士郎を演じた鈴木と、幻士郎に仕える“死神”十蘭役の安井の撮りおろしインタビュー&メイキング動画。鈴木は「幻士郎は……ばか!」と、冒頭からインパクトのある回答を披露し、安井は幻士郎と十蘭の仲を「迷コンビ」と笑う一面も。
インタビューに合わせて流れるメイキングでは、京都映画村での撮影風景や鈴木、崎山らのアクションシーン、さらに安井が初挑戦した合成特撮シーンまで、製作の裏側を見せる。安井演じる十蘭が普段は人形の中にいるという設定で、今回貴重な"十蘭ドール"撮影の裏側も明らかに。最後には鈴木がお茶目な笑顔で締めくくった。