吉本興業と日清食品がコラボレーションしたWEBムービー「ファイナルヌードル/#オンライン飲み会に締めを」篇が11日、公開された。
吉本興業は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の拡大を受けて、自宅からスマートフォンやパソコンなどで手軽にコンテンツが楽しめるプロジェクト「#吉本自宅劇場」を展開中。その動画コンテンツでも数多くみられるオンライン飲み会では、 時間を気にせず自宅から参加できる気軽さの一方、「いつ終わればいいか」という、一般的な飲み会にはない“終わり方がわからない問題”が、芸人の間でも取り沙汰されるようになっている。
そしてこのたび、そんな“終わり方がわからない問題”を解決すべく、「カップヌードル」をオンライン飲み会を締めに食べる“ファイナルヌードル”(締めのラーメン)として活用する“新しい文化”を日清食品が提案。その“ファイナルヌードル”の魅力を訴求するため、「#吉本自宅劇場」とコラボレーションしたWEBムービーが、ツイッターのカップヌードル公式アカウント、YouTubeの日清食品グループ公式チャンネルで公開された。
オンライン飲み会開始から4時間後、さらに飲み物を取りに行こうとする大先輩・今田耕司。一方、稲田直樹(アインシュタイン)、ゆりやんレトリィバァ、粗品・せいや(霜降り明星)、亜生(ミキ)ら、早く終わらせたい若手は反旗を翻そうと画策する。そのほか、終宴を惜しみ板挟みになる博多華丸(博多華丸・大吉)、「蛍の光」をバックにピークが過ぎたことを告げる蛍原徹(雨上がり決死隊)、大先輩との飲み会でも寝落ちしてしまう津田篤宏(ダイアン)、オンライン飲み会ならではの狡猾さを体現するナダル(コロコロチキチキペッパーズ)が出演している。
飲み会のピークは過ぎているのに、さらに飲み物を取りに行こうとする先輩芸人の今田を、若手芸人たちはため息交じりで見送る。津田は、気持ちよさそうに眠ってしまう。この状況を打破し、なんとか終わらそうとする若手が、ミュージカルのように歌い始める。オンライン飲み会を締めようと歌いあげる彼らを前に、「おいおい」と慌てふためく華丸は、今田と若手芸人の板挟みに。終宴を願う歌がさらにトーンを上げたかと思えば、突然画面に蛍原が登場し、終わりを告げる定番ソング「蛍の光」ならぬ「蛍原の光」を歌う。
そしてついに、若手芸人たちは意を決して、カップヌードルを“ファイナルヌードル”として掲げる。今田が席に戻ると、若手芸人は稲田を中心に、全員で“ファイナルヌードル”を猛プッシュ。意外にも、締めのカップヌードルをすんなりと受け入れた今田だが、華丸だけは名残惜しそうな表情を見せつつ、「ファイナルヌードルはお別れの合図ばい」と寂しげにつぶやく。