エルザ ジャパンは、Ubuntu OSにDockerなどの開発環境をプリインストールしたAIワークステーション「Stone Village」シリーズ3モデルを発表した。6月下旬から順次出荷が予定される。

  • 「Stone Village」シリーズ

いずれもAI向けのワークステーション。OSの他コンテナなどの開発環境と、Tensorflow、Pytorch、ChainerなどのAI向けフレームワークがセットアップされたモデルで、タワー型ケースを採用してデスクサイドにも設置できる。製品には共通して3年間の保証が付帯する。

  • 「ELSA Stone Village H-01」

ELSA Stone Village H-01は、第2世代Intel Xeon Scalableプロセッサーを2基搭載するワークステーション。グラフィックスカードを1スロット厚なら4枚、2スロット厚なら2枚まで搭載可能で、構成はカスタマイズに対応し、標準構成ではIntel Xeon Silver 4210R×2、NVIDIA Quadro RTX 8000、Intel C621チップセットを組み合わせ、OSにELSA AI Softwareを搭載する。参考価格は1,419,000円(税込)。

  • 「ELSA Stone Village M-01」

ELSA Stone Village M-01は、CPUにAMDの第2世代EPYC 7002シリーズを搭載したメインストリームモデルのワークステーション。構成はカスタマイズに対応し、水冷CPUクーラーも選択可能。標準構成ではAMD Rome 7702P、NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER、OSにELSA AI Softwareを搭載する。参考価格は1,086,580円(税込)。

  • 「ELSA Stone Village E-01」

ELSA Stone Village E-01は、AIワークステーションのエントリーモデル。構成はカスタマイズに対応し、標準構成ではIntel Xeon W-2223、NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER、Intel C422チップセット、OSにELSA AI Softwareを搭載する。参考価格は415,580円(税込)。