1995年7月期にTBSで放送された豊川悦司と常盤貴子のW主演ドラマ『愛していると言ってくれ』が、2020年特別版として5月31日から4週連続で放送中(いずれも14:00~、一部地域を除く)。きょう7日に第2回が放送される。
豊川悦司・常盤貴子主演、脚本はラブストーリーの名手・北川悦吏子が手掛けた本作は、幼いころに聴覚を失った後天性聴覚障害者の新進青年画家と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵の、ことばを超えた純粋で繊細なラブストーリー。
聴覚障害がある画家の榊晃次(豊川悦司)は、溌剌として純粋な女優の卵・水野紘子(常盤貴子)と運命的な出会いをする。懸命に手話を覚え、思いを伝えようとする紘子の熱い思いに、晃次の閉ざされた心は次第にほぐされていく。しかし、ことばが伝わらず、誤解が生まれ、そして会えなくなる。恋する者にとって最もつらく厳しいこの3つの障壁が立ちはだかる・・・。恋愛を通して、人間的にも、仕事の上でも成長していく2人の愛の過程を描いた本作は、繊細なカメラワークを駆使し、TBSのラブストーリーの決定版となった。
きょう7日放送の『愛していると言ってくれ 2020年特別版』第2回では、本作の主題歌&音楽を担当した中村正人(DREAMS COME TRUE)がリモートで登場。25年前を振り返り、音楽で携わった思い出を語る。
中村がデビュー前に作詞作曲した曲をもとに生み出した主題歌「LOVE LOVE LOVE」は、当時約250万枚を売り上げる大ヒットとなり、この年のオリコンシングルランキング年間第1位に輝いた。現在もなお、多くの人に愛され続けている人気曲だが、四半世紀たった今、中村はどのようなことを感じているのか。
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