ファーウェイは、カメラ機能を売りにしたスマートフォンの新たな旗艦機種「P40 Pro 5G」を6月12日に販売開始する。米政府による米国企業との取引禁止措置の関係で、Googleのサービスは非搭載となっており、国内でも大手携帯キャリアによる販売は行われない。しかしオンラインストアや量販店、MVNOで取り扱いが予定され、一部では予約も開始している。各販路の特徴をまとめた。
なお本記事では、HUAWEI P40シリーズ発表会でのスライド資料を基に、6月5日時点で予約販売を行っているストアをピックアップしている。
量販店でポイントを使う
量販店では現在、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラが予約を開始している。ジョーシン、ヤマダ電機はWebのみでの販売だ。
4量販店での価格は、いずれも税込119,680円で横並び。量販店で買うメリットは、各店舗独自ポイントが貯まることと、ポイントを支払いに使えることで、いずれの量販店でもP40 Pro 5Gでは10%のポイント還元を行っている。よく利用する店のポイントを貯めたい/使いたい場合は、これら量販店での購入が選択肢となる。
とにかく安い価格を探す
通販サイトでは、Amazon.co.jp、ファーウェイ楽天市場店 / ファーウェイPayPayモール店、e-TRENDが予約販売を開始している。
このうち一部のサイトでは、同社製品をセットにした割引販売が行われている。P40 Pro 5Gの価格は、Amazon.co.jpでは税込108,800円、ファーウェイ楽天市場店 / ファーウェイPayPayモール店ではいずれも税込119,680円。しかしAmazon.co.jpではワイヤレスイヤホンの「FreeBuds 3i」をセットとし、合わせて通常123,600円のところ、数量限定で14,801円オフとなるクーポンが提供されており、これを適用した場合108,799円でP40 Pro 5GとFreeBuds 3iが入手できる。
楽天市場店とPayPayモール店でも同様にFreeBuds 3iとのセット割引を(6月11日まで)行っており、セットでも単体と同じ119,680円(税込)という価格だ。なお、e-TRENDでの価格は単体のみで税込119,680円(6月6日0時時点)だった。
MVNOでの取り扱いを待つ手も
MVNOでは、「P40シリーズ」の取り扱い先として、IIJmio、イオンモバイル、エキサイトモバイルの3ストアがファーウェイ側から発表されているが、現時点では3社とも予約を開始していない。
各社に確認したところ、IIJmioは取り扱い自体も含め未定(現段階では非公表)、エキサイトモバイルは6月中旬販売開始で価格は未定、イオンモバイルはP40 Pro 5Gは取り扱わず、P40 lite 5Gを6月19日に税込43,780円で販売するという。P40 Pro 5Gを取り扱うMVNOでは、その価格と具体的な発売日は現状未定という形だ。
MVNOからの購入では、確実に(そのMVNOの)回線につながることや、設定方法などのサポートが得られることがメリットとなる。メーカーの発売日から時間をおいて取り扱いを開始するケースも多いため、MVNOでの販売については各社の公式発表を待って改めて紹介する。