緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ家飲み需要は健在。缶ビールから焼酎や日本酒、ワインなど、好みのアルコールに移行するいつものルーティーンもいいが、たまにはバーに出掛けたような気分で、ちょっとおしゃれなカクテルを楽しんでみてはいかがだろうか。
今回筆者は、キリンビールが「ブルックリンサマーエール」の日本発売に合わせて開いた「おうちブルックリン」体験会に参加。特別な用具がなくても大丈夫、コンビニ購入商品でできる、簡単ビアカクテルの作り方を紹介しよう。
冷凍フルーツと炭酸飲料で作る「SUMMER PUNCH」
いずれも用意したのは、すっきりと飲みやすい中にも味わいがある夏限定のペールエール「ブルックリンサマーエール」。サラダ、シーフード、肉・野菜のグリルと相性の良いクラフトビールで、その爽やかな味わいからビアカクテルとしてもアレンジしやすいという。
体験会ではまず「SUMMER PUNCH」というビアカクテル作りに挑戦した。"挑戦"といっても作り方はいたってシンプル。ビールが2、レモン系炭酸飲料(甘さ控えめがおすすめ)が1、の割合で順番にグラスへ注ぎ、最後に好みの冷凍フルーツを適量加えて1~2回かき混ぜるだけだ。
体験会をリードしてくれたキム・ヘユンさん(ブルックリンブルワリージャパン)によると、勢いよく注ぐと泡だらけになってしまうので、グラスをちょっと斜めにして、ゆっくり注ぐのがポイントとのこと。また、フルーツを加えた後は、泡を壊さないよう、かき混ぜすぎないのが大事だという。
今回私は冷凍みかんを入れてみたのだが、ビールの苦みと、柑橘系の酸味ある甘さが絶妙にマッチして、甘すぎない爽快な飲み口が印象的だった。見た目も華やかで涼やか。散らかり放題の部屋の背景がかすむほど、おしゃれな雰囲気を醸し出してくれる。
「ビールの細かい泡、炭酸飲料の強めの泡、2種類あることでのど越しが増します」(キム・ヘユンさん)。
気がつくと飲み干していた……というほど、どんどんグラスが進んでしまうので、飲みすぎに要注意だ。
フルーツジャムを混ぜるだけ「BLOOMING SUMMER」
そして2杯目はさらに簡単だった。ビールをグラスに注いだあと、好みのフルーツジャムを適量入れて、混ぜるだけである。
キムさんによると、フルーツジャムは酸味が際立つものの方が相性が良いとのこと。私はママレードジャムを使ったが、加えるジャムの量についても、その甘さによって好みの味に調節してほしいそうだ。
「BLOOMING SUMMER」という名の通り、ビールの中でジャムをゆっくりとかき混ぜることで、花びらがひらくようにジャムが舞い上がる様子は、キラキラとしてとてもきれい。飲む度に味わいが変わるのも、楽しい。
バーチャル壁紙やBGMと共に楽しんで
ブルックリンブルワリー・ジャパンでは、公式Instagramでオンライン飲み会向けのバーチャル壁紙を配信したり、フラッグシップ店「B」のコンテンツを自宅で楽しめるよう、Sound cloudにてDJによる「Kanpai Mix」をリリースしたりと、家飲みを充実させるためのコンテンツも提供しているとのこと。
オンライン飲み会に慣れてきた皆さん、ビアカクテルやバーチャル壁紙、おしゃれなBGMなど、プラスαの工夫でいつもの家飲みをバージョンアップしてみてはいかがだろうか。