ガーミンジャパンは6月4日、サイクリング用のミリ波レーダー内蔵テールライト「Varia RTL515 リアビューレーダー」と「Varia RVR315 リアビューレーダー」を発表した。ともに6月18日より発売する。

  • ガーミンジャパンが、サイクリングの事故防止に役立つミリ波レーダー内蔵テールライトを発表。ライトを省いた派生モデルも用意する

Varia RTL515 リアビューレーダー

後方レーダーを搭載する自転車用テールライト。価格は23,800円(以下、税別)。リアビューレーダーはミリ波レーダー技術を採用し、最大140m後方から接近する車両を検知。Edgeまたはスマートフォンアプリ上でのアラートと、テールライトの点滅パターンにより、ライダーとドライバーに存在を知らせてくれる。テールライトは、デイフラッシュで65ルーメン、点灯モードで29ルーメンと明るく、最大1.6km離れた地点から視認できる。

  • テールライトを搭載するVaria RTL515 リアビューレーダー

  • Bluetooth経由でスマホと連携する機能も持つ

  • スマホアプリの画面。色で状況を分かりやすく表示する

新機能として、グループライド時に後方ライダーに配慮しライトの明るさを落とす「プロトンモード」を搭載。D形状のシートポスト用のシムも追加している。スマートフォンとBluetoothで接続し、専用アプリ「Varia アプリ」との連携にも対応。サードパーティアプリとの連動も可能で、地図アプリ上でリアビューレーダーアラートのオーバーレイ表示なども行える。スマートフォンのバイブ機能を活用し、振動で車両の接近を知らせる機能も搭載。

  • 後方ライダーに配慮してライトの明るさを落とすプロトンモードも搭載する

稼働時間はデイフラッシュの点滅モードで16時間 / 点灯で最大6時間。IPX7の防水性能を備え、本体サイズはW39.6×D98.6×H19.7mm、重さは71g。

Varia RVR315 リアビューレーダー

  • テールライトを省いたVaria RVR315 リアビューレーダー

Varia RVR315 リアビューレーダーは、Varia RTL515からテールライト機能を省略したモデル。価格は16,800円。稼働時間は最大7時間で、本体サイズはW40×D72×H20mm、重さは51g。