6月4日、ライブ配信サービスの「ツイキャス」を運営するモイは、2Dイラストアバターで通話が楽しめる音声SNS「パルミン」をリリースした。利用は無料。既にアプリが公開されており、現時点ではAndroidデバイスにのみ対応する。
2Dイラストをアバターに用いて、通話が楽しめるSNS。同時に通話できるのは最大3人で、音声通話と一緒にチャットも利用できる。アバターは髪や服装、表情など300種類以上のパーツを組み合わせて、自分を表現できるという。
従来あったさまざまな音声通話サービスでは、初対面の場合には顔出しでプロフィールを開示する暗黙のルールがあったと同社。今回提供される「パルミン」ではもっと初対面との通話を気軽に楽しめるよう、イラストベースの2Dアバターを使用する。これは同社が提供するツイキャスに根付く「イラスト通話」文化を参考にしたものとのこと。
同社は「顔出しをせず気軽におしゃべりを楽しめる"イラスト通話"の文化は日本人の嗜好にもマッチしていると言えます」としており、アニメ系コンテンツとのコラボやユーザーにおるアバターのパーツ投稿・配布などの展開を見込む。