落語家の笑福亭鶴瓶が、5月31日に放送されたラジオ番組『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送/毎週日曜16:00~17:30)で、新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさんについて語った。

笑福亭鶴瓶

鶴瓶は「ずっと気になっていて、緊急事態宣言が終わって一番に行きたかったので、東村山の志村さんのところの家に行ったんですよ。そしたら、向こうのお兄さんとお姉さんがいてはってね。ご夫婦なんですけど、前から知ってて」と報告した。

さらに「一番最初に志村さんと仕事したのは『志村 & 鶴瓶のあぶない交遊録』(テレビ朝日系)で」と鶴瓶。

そのうえで、「志村さんに好かれたいなと思ったから、まだ会ってない時に、先に東村山へ行って、お母さんと写真を撮ったんですよ。それから後で志村さんと行くんですよ。初めて行ったような顔をしてたら、志村さんがそのお母さんと笑いながら撮った写真を見て『あなた、来たの!?』って言ったんですよ。そこで和んでね。その写真も置いてありましたよ」と振り返った。

そして、「みなさん、遺影を見はったかも知れませんけど、いい写真なんですよ」と語り、「『これ、ええ顔してますね』って言ったら、『隣、誰だと思います?』って。『わかりません』って言うたら、俺やったんですよ。それを半分に切らはったんですよ。僕と撮っている写真が遺影に使われたんですよ」と説明した。