お笑い芸人の小藪千豊が、2日深夜に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(毎週火曜25:30~)で芸人引退を決めた過去を語った。
かつてお笑いコンビ・ビリジアンとして活動していたという話題から、オードリーの若林正恭が「なんで解散になったんですか」と質問。それに対して、小藪は「相方が『作家をやるから辞める』って言った」と明かし、「そのとき、長いこと付き合ってる彼女がいたから、お笑い辞めて結婚しようと思って。コンビニ行って、求人情報誌で俺は何の仕事就けるのか見た」と振り返った。
オードリーの春日俊彰が「芸人を辞めるってすぐにシフトチェンジしたということですか?」と聞くと、「(相方は)近くで見てるから、むちゃくちゃな三振も見てるけど、俺のなかでのホームランを1番見てるわけやん。そいつに『辞める』って言われたってことは、もう価値ないねんって。芸人としての全部を知ってるやつが辞めるってことは『俺、金にならんのや』と。やっぱり通用せんかったんやなと」と小藪。
続けて、「お客さんに『おもんないな』って言われても、『あのときのホームラン見てへんしな』とか思うけど、ずっと見てるやつに『辞める』って言われたら、アカンねやと。今から思えば、心めちゃくちゃ折れてたんかな」と回顧していた。