昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズ。3日から全国で放送される最新作「たぬきの正体」篇は、同シリーズ初のアニメーションCMとなる。

  • (左から)浦島太郎(桐谷健太)、桃太郎(松田翔太)、金太郎(濱田岳)=au新CM「たぬきの正体」篇より

新型コロナウイルスの影響で直接的な接触を避けるため、今回はそれぞれ別のブースからリモートで声を収録。桃太郎役の松田翔太、浦島太郎役の桐谷健太、金太郎役の濱田岳、大黒天役の荒川良々の姿がアニメーションで描かれ、キャラクターの声優を本人たちが担当した。

収録ブースでは、ガラス越しにあいさつし、久しぶりの会話ということもあってSTAY HOME中のお互いの過ごし方を話し、その内容に笑い合う場面が。初めて見るアニメ化した三太郎の絵に驚く様子も見られた。

声のみの演技のため、いつも以上に丁寧に言い方を変えたりと、何度もやりとりを重ねていく中でベストな表現を追求。直接のやり取りはできずとも、長年の共演で培ったあうんの呼吸で収録が行われた。

今回は、大黒天は実はたぬきだったのではないかと謎が生まれるストーリー。桃太郎の家の縁側でひと時を過ごし別れようとした際、大黒天のお尻からしっぽが生えているのに気づいた金太郎がそれを引っ張ると「痛いポン!」「ポーン!」と大黒天が叫び、大黒天が煙に包まれます。煙が消えると、現れたのは1匹のたぬきだった…。

松田、桐谷、濱田のコメントは、以下のとおり。

●松田翔太
今回、三太郎CM5年の歴史ではじめてのアニメCMができあがりまし た。声のみの演技は久しぶりだったので、新鮮な気持ちで挑めました。 最近は、僕もおうち時間を過ごしていて、普段気にかけない家の細か いところを徹底的に掃除することにハマっています。 みなさん大変な日々が続きますが、三太郎CMを見て少しでも元気に なってもらえたらうれしいです。一緒に頑張りましょう!

●桐谷健太
普段とは違って顔を見れず声だけでの掛け合いだったので、難しさも ありましたが、新鮮でした。 自宅にいる時間が多くなりましたが、何もしない時間も大切にしてい ます。 少しずつ落ち着いてきてはいますが、気を抜かずしっかり対策をして 頑張っていきましょう!

●濱田岳
今回のアニメCMでは、普通のアニメとは違ってスクリーンの中にいる のは、普段自分自身が演じているキャラクターということもあり、少し不 思議な感覚になりました。 自宅では台本を読み込んだり、筋トレしたり、などおうち時間を満喫し ています。 ストレスがたまる頃だと思いますが笑ったりして発散させながら乗り越 えましょう!