ユピテルは5月、360度を撮影できるドライブレコーダー「Q-20」を発表した。ソニー製の高感度CMOSセンサーを搭載して暗い場所でも鮮明に撮れるようにしたほか、360度撮影モデルとしては本体をコンパクトに抑えた。価格はオープン。

  • 360度を撮影できるユピテルのドライブレコーダー「Q-20」。コンパクトな設計が特徴だ

水平360度 / 垂直240度の画角で撮影できるドライブレコーダー。撮影素子は高感度/高画質技術「STARVIS」を搭載したソニー製の500万画素カラーCMOS。解像度は、魚眼時が1,856×1,856ドットで、2分割時が2,048×1,536ドットとなる。車内撮影も行えるほか、駐車記録用オプションを使えば駐車中も一定時間撮影できる。

  • 底面にカメラを搭載する

  • 固定用プレートの角度は自由に調整できる

  • 装着例。前方の視界を遮らないコンパクトさだ

白飛びや黒つぶれを抑えるHDRにも対応。Gセンサーの搭載により、衝撃を検知したら通常とは違うフォルダに記録する機能も搭載する。突然電源が切れても、ファイルが破損することなく記録するバックアップ機能も備える。ディスプレイサイズは2.4インチ。記録メディアはmicroSDメモリーカードで、32GBのメディアが付属する。対応容量は最大128GBまで。

  • PC用のビューワソフトを使えば、撮影した動画だけでなくルートも確認できる。これは2分割の画面

  • 360度ビューにも切り替えられる

GPSを内蔵し、PC用のビューワソフトを使うことで、記録された映像の位置情報や走行軌跡などを確認可能。ダウンロードで無料提供する。本体サイズはW69×D40×H73mm、重さは130g(microSDメモリーカード含む)。